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概要

NHKブックス ; 1280
「新しい時代」の文学論
夏目漱石、大江健三郎、そして3.11後へ
奥憲介著
NHK出版
出版年月日
2023/07/25
ISBN
9784140912805

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要旨・目次

要旨
「明治」「戦後」につづく第三の“裂け目”後を、文学はいかに引き受けるのか―気鋭の批評家が、「一個の生」をキーワードに私たちの生きる態度を問う、渾身の一冊!
目次
  • はじめに―「新しい時代」から「新しい時代」へ
  • 第1章 百年の淋しさ―漱石『こころ』からの呼びかけ(「淋しい人」からの手紙
  • 「わたし」というたったひとつの個であるために
  • 「淋しさ」が生む「恐ろしい力」
  • 「先生」はなぜ死ななければならなかったのか
  • 「新しい時代」のために)
  • 第2章 遅れてきた者の遍歴―大江健三郎の戦後(戦後という「新しい時代」の発見
  • 六〇年安保と主体回復への葛藤
  • 戦後の総括の試み
  • 損なわれた生の救済と再生)
  • 第3章 「新しい時代」の文学に向けて―3・11の「その後」をどう生きるか(3・11が生んだ「その後」
  • 更新していく生と手渡される生)
  • おわりに―たったひとつの個の一回限りの生
著者紹介
奥 憲介
1969年生まれ。文芸批評家。慶應義塾大学文学部卒業。東日本大震災、福島第一原発事故をきっかけに文学評論に取り組み始める。「開高健論―非当事者性というフロンティアを生きる」で2018年すばるクリティーク賞佳作。戦後文学、現代社会をテーマに文芸誌等に執筆をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 「新しい時代」の文学論 夏目漱石、大江健三郎、そして3.11後へ NHKブックス ; 1280
著者名 奥憲介著
ISBN 9784140912805
注記 引用・主要参考文献: p240-245
出 版 地 東京
出 版 者 NHK出版
出版年月日 2023/07/25
ペ ー ジ 245p
サ イ ズ 19cm
分類記号
910.26
著者記号 O54
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 日本文学 -- 歴史 -- 近代

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