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概要

関西学院大学研究叢書 ; 第252編
「母になること」の社会学
子育てのはじまりはフェミニズムの終わりか
村田泰子著
昭和堂
出版年月日
2023/03/31
ISBN
9784812222126

利用状況

貸出中
予約はありません

要旨・目次

要旨
女性は子どもを産んだら、子ども中心に生きる存在になるの?母性信仰や三歳児神話など、「子育て母親がするもの」という世間からの圧力を感じながら、保育所に子どもを預ける女性たち。彼女たちは託児実践をつうじて、何を受け入れ、何に挑んでいたのだろうか?母親、保育施設スタッフの両者の聞き取り調査を通して、フェミニズムの視点から捉える。
目次
  • 序章 「母」というひどくつまらない存在
  • 第1章 フェミニズムの母性研究、再訪―「ふつうの母親」を探して(データにみる、日本社会における女性の母親業
  • 女性はなぜ母親業をするのか
  • 母親の実践への注目)
  • 第2部 託児にふみきる―二〇〇〇年代、認可外保育施設の「一時保育」を利用する女性(認可外保育施設「ばぁばサービスピノキオ」のフィールドワーク
  • 「一時保育」をめぐる困難
  • 高齢女性による託児への期待とその背景
  • 「移行期世代」の子育てからかんがえる、ピノキオのサービスの近代性
  • 託児にふみきる―ピノキオを利用する女性たちの実践)
  • 第3部 二〇〇〇年代以降の変化をめぐって(「団塊ジュニア世代」と産み育ての個人化
  • 母親の就労の増加と「専業主婦」をめぐる社会的認識の変化)
  • 第4部 乳児をあずけ、はたらく―二〇二〇年代、認可保育所の「乳児保育」を利用する女性たちの実践(乳児保育の現状と調査の概要
  • 「乳児保育」をめぐる困難
  • 家族を運営する―乳児をあずけてはたらく六名のライフスタイル
  • 「三歳児神話」を反復する、書き換える)
  • 終章 ふたたび、「母」というひどくつまらない存在をめぐって
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 「母になること」の社会学 子育てのはじまりはフェミニズムの終わりか 関西学院大学研究叢書 ; 第252編
著者名 村田泰子著
ISBN 9784812222126
注記 博士論文「母性の社会学的研究 : 〈実践における母性〉という観点から」(京都大学, 2007年提出) をもとに、全面的な加筆修正をおこなったもの 参考文献: p257-266
出 版 地 京都
出 版 者 昭和堂
出版年月日 2023/03/31
ペ ー ジ vii, 273p
サ イ ズ 21cm
分類記号
367.3
著者記号 Mu59
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 母 保育 女性労働 母 育児 女性労働

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