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概要

「悪」の進化論
ダーウィニズムはいかに悪用されてきたか 同志社大学講義録
佐藤優著
集英社インターナショナル ; 集英社(発売)
出版年月日
2021/06/30
ISBN
9784797673982

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要旨・目次

要旨
チャールズ・ダーウィンが発表した進化論は従来の世界観を根底から覆し、科学に「パラダイム・シフト」を起こした。そして、今日もなお、ダーウィニズムは「人間とは何か」「生命とは何か」を考える原点として多大な影響力を持っている。まさに「近代史を変えた思想」だ。だがその一方で、進化論はダーウィンの意図を逸脱した形で受容されてきた。その結果、生まれたのが、人種差別を肯定する社会進化論であり、また人類の「進化」を企図する共産主義であったが、その「悪」は今ふたたび世界に広がりつつある。日本を代表する知性・佐藤優が同志社大学「伝説の集中講義」で縦横無尽に語り尽くした、ダーウィニズムと現代史の関係をここに完全再現する。
目次
  • 序 講義を始める前に
  • 第1講 トランプも悪用した「進化論」のロジック
  • 第2講 今も残る「社会進化論」の害毒
  • 第3講 ナチズムの父はダーウィンだった?
  • 第4講 歴史もまた「進化」するか―唯物史観
  • 第5講 スターリンに影響を与えたダーウィニズム
  • 第6講 宗教になった「マルキシズム」
  • 第7講 「神殺し」をするドーキンス進化論
著者紹介
佐藤 優
作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。1985年に同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、本省国際情報局分析第一課において、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕され、2005年に執行猶予付き有罪判決を受ける。2009年に最高裁で有罪が確定し、外務省を失職。2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。2006年に『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 「悪」の進化論 ダーウィニズムはいかに悪用されてきたか 同志社大学講義録
著者名 佐藤優著
ISBN 9784797673982
出 版 地 東京 ; 東京
出 版 者 集英社インターナショナル ; 集英社(発売)
出版年月日 2021/06/30
ペ ー ジ 542p
サ イ ズ 20cm
分類記号
467.5
著者記号 Sa87
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 進化論 社会進化 共産主義 宗教と科学 進化論 宗教と科学 社会進化

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所蔵1 冊