所蔵一覧

概要

講談社選書メチエ ; 803 地中海世界の歴史 ; 3
白熱する人間たちの都市
エーゲ海とギリシアの文明
本村凌二著
講談社
出版年月日
2024/07/09
ISBN
9784065364086

利用状況

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要旨・目次

要旨
紀元前一二世紀、「海の民」の襲撃でミュケナイ文明が崩壊した。その後に訪れた「暗黒時代」と「前八世紀ルネサンス」は、英雄オデュッセウスに象徴される“新しい人間”を生み出し、アテナイ、スパルタなどのポリスを形成していく。ギリシア人の植民市が地中海沿岸の各地に建設され、自由に目覚めた人々は、理知的な科学と哲学を創出する。先進国ペルシアの圧力に抗して鍛えられる民主政治、絶え間ない戦争と奴隷制。文明の輝きは、深い闇を作る。
目次
  • 第1章 陽光は暗黒を照らす(エーゲ海の宮殿文明
  • 英雄叙事詩が語る「新しい人間」
  • ポリスの誕生)
  • 第2章 拙き理知の彼方に(神々と人間への讃美
  • 軍国主義の覇者・スパルタ
  • 交易の都市、哲学の都市
  • 大国アテナイの僭主と賢人)
  • 第3章 熱意と思索の結晶(クレイステネスの民主政
  • 先進国ペルシアとの戦争
  • 下層市民の政治参加と教育論争
  • ペリクレスの黄金時代
  • 行動する人々の祝祭)
  • 第4章 都市の自由と古代社会の深淵(ペロポネソス戦争、二七年の激闘
  • アテナイの哲人たち
  • 混迷するギリシア世界
  • 「古典期」の女性と社会
  • 奴隷と自由人)
著者紹介
本村 凌二
1947年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士(西洋史学)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授、早稲田大学国際教養学部特任教授を経て、東京大学名誉教授。おもな著書に『薄闇のローマ世界―嬰児遺棄と奴隷制』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、ほかがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 白熱する人間たちの都市 エーゲ海とギリシアの文明 講談社選書メチエ ; 803 地中海世界の歴史 ; 3
著者名 本村凌二著
ISBN 9784065364086
注記 関係略年表: p[12]-[13] 参考文献: p302-306
出 版 地 東京
出 版 者 講談社
出版年月日 2024/07/09
ペ ー ジ 311p, 図版 [4] p : 挿図, 肖像, 地図
サ イ ズ 19cm
分類記号
209.3
著者記号 C42
副本記号 3
保管場所
大学図書館
配架場所
地下/一般図書架
件名 世界史 -- 古代 ギリシア文明 エーゲ文明

所蔵一覧

所蔵1 冊
  • 1
    ラベル
    • 分類記号209.3
    • 著者記号C42
    • 副本記号3
    登録番号

    204617

    分類記号
    209.3
    著者記号
    C42
    副本記号
    3
    保管場所
    大学図書館
    配架場所
    地下/一般図書架