所蔵一覧

概要

撤退学の可能性を問う
堀田新五郎 林尚之編著
晃洋書房
出版年月日
2024/06/30
ISBN
9784771038523

利用状況

予約はありません

要旨・目次

要旨
我々はいま、巨大な生活習慣病を患っている。既存の社会システムを持続させる限り、地球温暖化も少子化も地方衰退もとどまるところをしらず、いつか破局的な事態が訪れはしないか?大事なのは、既存システムの「持続可能性」ではない。そこからの「撤退」である。いまこそ「撤退」を「学ぶ」ことの意義と可能性が問われなければならない。
目次
  • 第1部 加速する社会と撤退(向きを変える企て―創造パラダイムへの転換
  • 何からの撤退か―高度近代化と対決する撤退学
  • 国土政策からみた撤退的知性の必要性―「ナショナル・ミニマム」から「ローカル・オプティマム」へ
  • 生存をめぐる危機対応と撤退の両義性―「コロナ禍」の対応に着目して)
  • 第2部 撤退を不可能にする力学の史的解明(科学神話が誘う政策の迷路―殖産興業から原子力立国へ至る道程
  • 近代日本の救貧・衛生行政の思想史―「自助」という惰性を断ち切るために
  • 「孤独・孤立」の言説史―社会システムから外れる人々をめぐって)
  • 第3部 「撤退=創造」の実践的探究(「実感」が自由をもたらす―山村における私設図書館活動の実践から
  • 森へ駆け込み暮らしを建てる―撤退方法論とその意味
  • 都市の中で撤退する―「創造都市」から考える撤退=創造の可能性
  • 建築における撤退の可能性について―建築を生きるための考察)
著者紹介
堀田 新五郎
1965年、東京都生まれ。神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得後退学。専門は政治思想史。現在、奈良県立大学地域創造学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
林 尚之
1977年、奈良県生まれ。大阪府立大学大学院人間社会学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。専門は日本近現代史・憲法思想史。現在、大阪公立大学現代システム科学研究科特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 撤退学の可能性を問う
著者名 堀田新五郎 林尚之編著
ISBN 9784771038523
注記 参考文献: 各章末
出 版 地 京都
出 版 者 晃洋書房
出版年月日 2024/06/30
ペ ー ジ xvii, 314p : 挿図
サ イ ズ 22cm
分類記号
304 論文.講演集.社会評
著者記号 H96
保管場所
大学図書館
配架場所
地下/一般図書架

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所蔵1 冊
  • 1
    ラベル
    • 分類記号304
    • 著者記号H96
    • 副本記号
    登録番号

    204646

    分類記号
    304
    著者記号
    H96
     
    保管場所
    大学図書館
    配架場所
    地下/一般図書架