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概要

岩波新書 ; 新赤版 1991
言語哲学がはじまる
野矢茂樹著
岩波書店
出版年月日
2023/10/20
ISBN
9784004319917

利用状況

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要旨・目次

要旨
フレーゲからラッセル、そしてウィトゲンシュタインへ。十九世紀末から二〇世紀初頭にかけて、言葉についての問いと答えは重なり合いつながり合っていった。天才たちの挑戦は後に花開く言語哲学の源流を形作る。言葉とは何なのだろうか。本書では三人の哲学者の考え方を丁寧に辿り、ふだん何気なく使っている言葉の根本に迫る。
目次
  • 第1章 一般観念説という袋小路(どうして言葉は新たな意味を無限に作り出せるのか
  • 「猫」の意味は何か
  • 個別の猫と猫一般
  • 心の中に猫の一般概念を形成する)
  • 第2章 文の意味の優位性(私たちはただ対象に出会うのではなく、事実に出会う
  • 語は文との関係においてのみ意味をもつ
  • 文と事実の関係
  • 述語を関数として捉える
  • 固有名の意味と文脈原理
  • 新たな意味の産出可能性の問題に答える
  • 合成原理)
  • 第3章 「意味」の二つの側面(文の「意味」
  • 指示対象と意義
  • 固有名の意義)
  • 第4章 指示だけで突き進む(日本の初代大統領は存在する?
  • 記述理論
  • 本当の固有名
  • 文の意味と命題)
  • 第5章 『論理哲学論考』の言語論(『論理哲学論考』の構図
  • 言語が可能性を拓く
  • 論理空間と文の意味
  • フレーゲ、ラッセルとの対比
  • フレーゲからの挑戦に答える
  • 『論理哲学論考』から『哲学探究』へ)
著者紹介
野矢 茂樹
1954(昭和29)年、東京都に生まれる。東京大学大学院博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、立正大学文学部教授。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 言語哲学がはじまる 岩波新書 ; 新赤版 1991
著者名 野矢茂樹著
ISBN 9784004319917
注記 索引あり
出 版 地 東京
出 版 者 岩波書店
出版年月日 2023/10/20
ペ ー ジ xi, 253, 2p : 挿図
サ イ ズ 18cm
分類記号1
S
著者記号 岩波新書
副本記号 新赤-1991
保管場所
90 大学図書館
配架場所
15 1F/岩波新書・岩波文庫
件名 言語哲学 言語哲学

所蔵一覧

所蔵1 冊
  • 1
    登録番号

    B7746

    分類記号1
    S
    著者記号
    岩波新書
    副本記号
    新赤-1991
    保管場所
    大学図書館
    配架場所
    1F/岩波新書・岩波文庫