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概要

ちくま新書 ; 1823
バブルと資本主義が日本をつぶす
人口減と貧困の資本論
大西広著
筑摩書房
出版年月日
2024/10/10
ISBN
9784480076472

利用状況

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要旨・目次

要旨
令和バブルともいうべき株や都市部不動産の高騰、急速に進行する地方経済の衰退。近代英国の労働者のような低賃金に貧富の差が拡大している。老後への不安に付け込み、税優遇などの誘惑によって引きずり込まれた危険なマネーゲームの乱高下はチキンゲームの様相を呈してきた。バブルは壊れて消えるのが必定。マルクスは、資本主義には貧困が必要なことを喝破したが、日本はいま未曾有の労働力不足、人口減少社会に直面している。―日本の末期的状況を、マルクスやエンゲルスの枠組みで読み解く。
目次
  • 第1部 貧困がもたらす全国民的危機(迫りくる人口減の認識は決定的に不十分
  • 貧困化と株価・地価バブルの同時存在
  • 迫りくる財政破綻という全国民的危機
  • 地方経済の崩壊を期待する原発企業と軍事基地)
  • 第2部 貧困の原因を解明した『資本論』(中間層の貧困化で始まった資本主義
  • 資本主義の継続に必要だった貧困
  • 奴隷・農奴と同じ現在の労働者)
  • 第3部 バブルと貧困の解消を主張する経済学(古くて新しい階級論
  • バブルの原因を問う数理マルクス経済学
  • 賞味期限切れの資本主義)
著者紹介
大西 広
1956年生まれ。京都大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科博士後期課程修了。経済学博士(京都大学、89年)。立命館大学経済学部助教授、京都大学大学院経済学研究科助教授、同教授、慶應義塾大学経済学部教授を歴任。慶應義塾大学・京都大学名誉教授、世界政治経済学会副会長。著書に『ウクライナ戦争と分断される世界』(本の泉社、国際アジア共同体学会岡倉天心記念賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 バブルと資本主義が日本をつぶす 人口減と貧困の資本論 ちくま新書 ; 1823
著者名 大西広著
ISBN 9784480076472
注記 参考文献: p233-235
出 版 地 東京
出 版 者 筑摩書房
出版年月日 2024/10/10
ペ ー ジ 235p : 挿図
サ イ ズ 18cm
分類記号1
S
著者記号 ちくま新書
副本記号 1823
保管場所
90 大学図書館
配架場所
16 1F/新書
件名 資本論 資本主義 -- 日本 日本 -- 経済 日本 -- 経済

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