所蔵一覧

概要

新・動物記 ; 8
土の塔に木が生えて
シロアリ塚からはじまる小さな森の話
山科千里著
京都大学学術出版会
出版年月日
2023/04/20
ISBN
9784814004621

利用状況

予約はありません

要旨・目次

要旨
砂に覆われた平坦な大地が広がるナミビア北部、疎らな木々に混じってそびえ立つシロアリ塚。細長い土の塔のような形をしたそれは、やがて形を変えて小さな丘になり、さまざまな生き物が集うこんもりとした森になるという。しかし、叩けば鍬が曲がるほどカチカチの塔の上に、最初の一本の木はどうやって生えるというのか。誰も見たことのない数百年の物語の原点に迫るべくナミビアの広野を踏査した壮大な動物記。
目次
  • 1章 始まりはシロアリ塚(アフリカのどこかへ
  • “最果ての地”の先の村)
  • 2章 緑の傘を差した「土の塔」(シロアリ塚とは?
  • アフリカで調査を始める ほか)
  • 3章 森を支える小さな丘(“カラハリ砂漠”の中の村
  • ムヤコ村で調査をする ほか)
  • 4章 アフリカの人びととシロアリ(シロアリ塚の土を使う
  • 美味しいものを生み出すシロアリ塚 ほか)
  • 5章 自然保護区に生きる人びと(生きものの宝庫、ナミビア
  • 「人は動物には敵わない」 ほか)
著者紹介
山科 千里
2012年、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(アフリカ地域研究専攻)修了。博士(地域研究)。筑波大学生命環境系特任助教を経て、現在は日本学術振興会特別研究員(RPD)。小さい頃から虫捕りや自然の中で遊ぶことは好きだったものの、大学卒業までは研究ともアフリカとも無縁のサッカーに明け暮れる日々を送る。その一方、自分はいつかアフリカに行くと心の中で決めていたため、「アフリカに行ける」という理由で大学院を選び、進学。入学の3か月後にはアフリカ南西部に位置するナミビで一人調査を始める。“シロアリ塚”は、大学院入学のためにたまたま見つけたテーマだったが、調べていくうちに、豊かな植物相を育み、多くの野生動物が訪れ、人びとの生活にも深くかかわるその存在に魅せられ、現在まで研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 土の塔に木が生えて シロアリ塚からはじまる小さな森の話 新・動物記 ; 8
著者名 山科千里著
ISBN 9784814004621
注記 著者のおすすめ読書案内: p267 引用文献: p268-275
出 版 地 京都
出 版 者 京都大学学術出版会
出版年月日 2023/04/20
ペ ー ジ 277p : 挿図, 肖像, 地図
サ イ ズ 19cm
分類記号
480 動物学
著者記号 Sh62
副本記号 8
保管場所
大学図書館
配架場所
地下/一般図書架
件名 しろあり 巣 シロアリ

所蔵一覧

所蔵1 冊
  • 1
    ラベル
    • 分類記号480
    • 著者記号Sh62
    • 副本記号8
    登録番号

    204698

    分類記号
    480
    著者記号
    Sh62
    副本記号
    8
    保管場所
    大学図書館
    配架場所
    地下/一般図書架