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概要

ちくま学芸文庫 ; ヒ15-3
人間の本性を考える
心は「空白の石版」か. 上
スティーブン・ピンカー著 山下篤子訳
筑摩書房
出版年月日
2025/02/10
ISBN
9784480512819

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要旨・目次

要旨
人間を決めるのは「生まれ」か、それとも「育ち」なのか。いまだに議論の応酬がやまないこの論争に介入し、世界中で大反響を巻き起こした認知心理学者スティーブン・ピンカーの代表作。本書でピンカーは、人間の心は「空白の石版(ブランク・スレート)」であってすべては環境により決定されるという議論に対し、性差など「生まれつき」の要素を無視することはできないとして徹底的な反証を繰り広げる。現代科学の膨大な研究蓄積を武器に、「人間らしさ」の根源を問う、現代の古典というべき一冊。上巻は、人間本性の存在を否定することの危うさを論じた「第3部 四つの恐怖を克服する」まで。
目次
  • 1 三つの公式理論―ブランク・スレート、高貴な野蛮人、機械のなかの幽霊(心は「空白の石版」か
  • ブランク・スレート、アカデミズムを乗っ取る
  • ゆらぐ公式理論
  • 文化と科学を結びつける
  • ブランク・ストレートの最後の抵抗)
  • 2 知の欺瞞―科学から顔をそむける知識人たち(不当な政治的攻撃
  • すべては詭弁だった―「三位一体」信仰を検討する)
  • 3 四つの恐怖を克服する―不平等・不道徳・無責任・ニヒリズム(もし生まれついての差異があるのならば…
  • もし努力しても無駄ならば…
  • もしすべてがあらかじめ決定されているのならば…
  • もし人生に意味がないのならば…)
著者紹介
ピンカー,スティーブン
1954年、カナダ生まれ。スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学で教鞭をとり、現在はハーバード大学心理学研究室教授。進化心理学の第一人者として知られ、認知科学や実験心理学の視点から視覚認知、心理言語学などについて幅広く研究している。米国科学アカデミー会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
山下 篤子
北海道大学歯学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 人間の本性を考える 心は「空白の石版」か. 上 ちくま学芸文庫 ; ヒ15-3
著者名 スティーブン・ピンカー著 山下篤子訳
ISBN 9784480512819
注記 原タイトル: The blank slate 参考文献: p447-498 NHKブックス (2004年8-9月) に「2016年版へのあとがき」と人名索引を追加して文庫化
出 版 地 東京
出 版 者 筑摩書房
出版年月日 2025/02/10
ペ ー ジ 507p : 挿図
サ イ ズ 15cm
分類記号1
ブンコ
保管場所
90 大学図書館
配架場所
35 地下/文庫
件名 行動 性格 人類遺伝学 遺伝と環境 個人差 (心理学)

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所蔵1 冊