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概要

光文社新書 ; 1348
ひのえうま
江戸から令和の迷信と日本社会
吉川徹著
光文社
出版年月日
2025/02/28
ISBN
9784334105532

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要旨・目次

要旨
一九六六(昭和四一)年、日本の出生数が統計史上最低を記録した。原因となったのは迷信。六〇年に一度めぐってくる干支、丙午(ひのえうま)にまつわる俗言のためだった。高度経済成長の只中、二つのベビーブームの間にあって、たった一年、なぜ迷信がそこまでの出生減をもたらしたのか?そしてさまざまな「都市伝説」がささやかれてきたひのえうまの人生とは、実際にはどのようなものだったのか?自身、昭和のひのえうま生まれの計量社会学者が、迷信の成立した江戸期にまでさかのぼり、周期的な拡散・浸透のタイムラインをつぶさに追いながら、ただ日本でだけ生じた特異な出生減を「社会現象」として読み解く。
目次
  • 第1章 江戸庶民に拡散した俗信(社会に跳ね返る迷信
  • 始まりは八百屋お七 ほか)
  • 第2章 明治のひのえうまと近代日本(痕跡は意外に小規模
  • 日露戦勝の子たち ほか)
  • 第3章 出生秘話―昭和のひのえうまの真実(「子どもは2人」の時代に
  • 消えた赤ちゃんは16万4千人 ほか)
  • 第4章 塞翁がひのえうま―昭和のひのえうまの人生(「レガシー」の始まり
  • 昭和のひのえうまとはだれか ほか)
  • 終章 どうなる令和のひのえうま(毎年がひのえうま
  • 少子化の主因は「母集団」の縮小 ほか)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 ひのえうま 江戸から令和の迷信と日本社会 光文社新書 ; 1348
著者名 吉川徹著
ISBN 9784334105532
注記 シリーズ番号は背による 参考文献: p240-244
出 版 地 東京
出 版 者 光文社
出版年月日 2025/02/28
ペ ー ジ 245p : 挿図, 肖像
サ イ ズ 18cm
分類記号1
S
著者記号 光文社新書
副本記号 1348
保管場所
90 大学図書館
配架場所
16 1F/新書
件名 迷信 -- 日本 世代 日本 -- 人口 迷信 -- 日本 出生率

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