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概要

演劇と音楽
森佳子 [ほか] 編
森話社
出版年月日
2020/06/22
ISBN
9784864051484

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要旨・目次

要旨
演劇の上演空間とは常に、観客の視覚のみならず、聴覚にも訴える、情報に満ちた空間である。視覚的なものよりも、「音」や「音楽」こそが劇場の観客に直接作用を及ぼし、強い印象を与えるという見解もあるだろう。演劇における「音」や「音楽」、あるいは「音楽劇」そのものを対象にした、最新の研究成果をここに集める。
目次
  • 1 台詞・音・音楽(マルテッリアーノ詩形と演劇の音楽性―ゴルドーニによるマルテッリアーノ使用をめぐって
  • 文士俳優・土肥春曙の仕事―台詞術に着目して
  • ミュージカルにおける音楽について―『ウエスト・サイド・ストーリー』を例に)
  • 2 上演(“音楽をもっと大きく!”―『リア王』(The History of King Lear)第四幕第七場において音楽が挿入される意味について
  • オペラ『蝶々夫人』パリ版再考―演出台本から見えるもの
  • 野田秀樹『半神』にみる音楽的創造力―台詞劇と劇中音楽
  • ハイナー・ゲッベルスの“ミュージック・シアター”―聴衆/観客を解放する“教材”)
  • 3 社会と音楽劇(定期市の舞台から「ナショナル」な歌劇へ―国家・公権力との関係にみるオペラ=コミックの特質
  • ノエル・カワードの『作詞作曲』(一九三二)試論―言葉と音楽によるレヴュー
  • コムデン&グリーンはいかにして「統合」と向き合ったか―『ベルがなっている』と『フェイド・アウト‐フェイド・イン』の劇作術に見る美学
  • 変容し続けるジュークボックス・ミュージカル―ヴィーンにおけるミュージカルとポップ・ミュージックの関係を例に)
著者紹介
森 佳子
早稲田大学・日本大学ほか非常勤講師。博士(文学)。専門はフランスのオペラ、音楽劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
奥 香織
明治大学文学部専任講師。博士(フランス文学・文明)。専門は近代フランス演劇(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
新沼 智之
玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科准教授。専門はドイツを中心とする西洋の近代演劇史、演技論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
萩原 健
明治大学国際日本学部教授。博士(文学)。専門は現代ドイツ語圏の舞台芸術、および関連する日本の舞台芸術(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 演劇と音楽
著者名 森佳子 [ほか] 編
ISBN 9784864051484
注記 その他の編者: 奥香織, 新沼智之, 萩原健
出 版 地 東京
出 版 者 森話社
出版年月日 2020/06/22
ペ ー ジ 295p
サ イ ズ 22cm
分類記号
770.4
著者記号 E61
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 演劇 音楽

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