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概要

ナラティヴ・セラピーのダイアログ
他者と紡ぐ治療的会話、その「言語」を求めて
国重浩一 横山克貴編著 奥野光 [ほか] 著
北大路書房
出版年月日
2020/02/10
ISBN
9784762830952

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要旨・目次

要旨
カウンセリングの鍵は、会話そのものである。日本人の熟練ナラティヴ・セラピストによる4つのデモンストレーションの逐語録を、最初から最後まで、全編収録。各々の対話について、対人援助者の3人(計11名)が、さまざまな視点で読みほどいていく。更には「クライエント体験」の視点からもカウンセリングの実際を振り返る。硬直した支配的な言説に抗して、治療的会話の多様性と可能性を探る。
目次
  • 1 さくらさん 自分に向かう「八つ当たり」(さくらさんとのダイアログをめぐって1
  • さくらさんとのダイアログをめぐって2
  • さくらさんとのダイアログをめぐって3
  • クライエント体験をしてみて)
  • 2 みどりさん あなたが手を伸ばして、掴もうとしているものを、一緒に探す私(みどりさんとのダイアログをめぐって1
  • みどりさんとのダイアログをめぐって2
  • みどりさんとのダイアログをめぐって3
  • クライエント体験をしてみて)
  • 3 鈴木さん 真珠を育てる(鈴木さんとのダイアログをめぐって1
  • 鈴木さんとのダイアログをめぐって2
  • 鈴木さんとのダイアログをめぐって3
  • クライエント体験をしてみて)
  • 4 さつきさん 対等な関係へ(さつきさんとのダイアログをめぐって1
  • さつきさんとのダイアログをめぐって2
  • さつきさんとのダイアログをめぐって3
  • クライエント体験をしてみて)
  • 補章 ナラティヴ・セラピーについて(ナラティヴ・セラピーについて書くために
  • ナラティヴ・セラピーの誘う世界―「私たちは物語を生きている」
  • 多様な物語がそこにある
  • “問題”にはまらないこと
  • “問題解決”にはまらないこと
  • 事件記者の冷めた関与
  • オルタナティヴ・ストーリーの切れ端を見つけたら
  • “行き先の定まっていない旅”に望む姿勢
  • 結び―“会話の展開”を知っていくということについて)
著者紹介
国重 浩一
1964年、東京都墨田区生まれ。ニュージーランド、ワイカト大学カウンセリング大学院修了。日本臨床心理士、ニュージーランド、カウンセラー協会員。鹿児島県スクールカウンセラー、東日本大震災時の宮城県緊急派遣カウンセラーなどを経て、2013年からニュージーランドに在住。同年に移民や難民に対する心理援助を提供するための現地NPO法人ダイバーシティ・カウンセリング・ニュージーランドを立ち上げる。2019年には東京に一般社団法人ナラティヴ実践協働研究センターの立ち上げに参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
横山 克貴
1990年、神奈川県相模原市生まれ。2015年、東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。臨床心理士。一般社団法人ナラティヴ実践協働研究センター所属カウンセラー。現在、東京大学大学院教育学研究科博士課程に所属。2018年、ナラティヴ・セラピーを学ぶために、ニュージーランドのワイカト大学に客員研究生として1年間留学。2019年、東京で一般社団法人ナラティヴ実践協働研究センターの立ち上げに参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 ナラティヴ・セラピーのダイアログ 他者と紡ぐ治療的会話、その「言語」を求めて
著者名 国重浩一 横山克貴編著 奥野光 [ほか] 著
ISBN 9784762830952
注記 その他の著者: 綾城初穂, 浅野衣子, 平木典子, 能智正博, 小倉泰憲, 大串綾, 木場律志, 白坂葉子, 安達映子, 坂本真佐哉 参考文献: p393-397 索引: 巻末p1-3
出 版 地 京都
出 版 者 北大路書房
出版年月日 2020/02/10
ペ ー ジ iii, 397, 3p
サ イ ズ 21cm
分類記号
146.8
著者記号 Ku45
保管場所
90 大学図書館
配架場所
11 1F/一般図書架
件名 心理療法 ナラティブセラピー

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所蔵1 冊