所蔵一覧

概要

いのちを選ばないで
やまゆり園事件が問う優生思想と人権
藤井克徳 [ほか] 編
大月書店
出版年月日
2019/12/16
ISBN
9784272360925

利用状況

予約はありません

要旨・目次

要旨
事件の衝撃から3年―“いのち”を選別する犯行の論理を、私たちの社会は否定できたのか。当事者・関係者・専門家の共働により日本社会に根ざす差別と「生産性」思考を克服する道を描く。
目次
  • 序章 津久井やまゆり園事件―その本質と背景
  • 第1章 私たちのやまゆり園事件―考え、語り続けること(事件の振り返り、そして未来へ
  • 家族から見た津久井やまゆり園での暮らし
  • 社会福祉・公務労働者、住民として見た事件
  • 私たちの津久井やまゆり園2019―現場からのレポート「再生と共生」
  • 行政の受けとめ方とその後―長くて短い3年
  • 神奈川県検証委員会による検証とその後―事件が問いかけるもの
  • 障害の重い人の暮らしのありかたと支援の本質
  • やまゆり園事件とメディア―ジャーナリストの立場から
  • 「魂の嘔吐感」とどう向き合うか―植松聖被告と面会して)
  • 第2章 事件の背景と要因―日本の社会保障・社会福祉と人権保障の貧困(優生思想の現代―やまゆり園事件と強制不妊・出生前診断
  • 精神科医よ、診察室の外にも目を向けよ
  • 社会福祉施設における労働・生活権保障の現状と課題
  • 障がいのある人と家族の人権保障の現状と課題
  • 国と地方自治体は障害のある人のいのちと暮らしを守れるか
  • 人権主体性と津久井やまゆり園事件―憲法の視点から)
  • 第3章 事件を受けとめ、どのような社会をめざすのか(障害者政策の歴史と現状からみたやまゆり園事件―事件の特異性と普遍性
  • 人権をかかげよう―人間として生きる)
  • 第4章 座談会・やまゆり園事件を生んだ現代社会と、めざすべき社会
著者紹介
藤井 克徳
NPO法人日本障害者協議会(JD)代表、きょうされん専務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
池上 洋通
NPO法人多摩住民自治研究所理事、日野市障害者関係団体連絡協議会監査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
石川 満
NPO法人多摩住民自治研究所理事、元日本福祉大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
井上 英夫
金沢大学名誉教授、日本高齢期運動サポートセンター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 いのちを選ばないで やまゆり園事件が問う優生思想と人権
著者名 藤井克徳 [ほか] 編
ISBN 9784272360925
注記 その他の編者: 池上洋通, 石川満, 井上英夫
出 版 地 東京
出 版 者 大月書店
出版年月日 2019/12/16
ペ ー ジ 207p : 挿図, 肖像
サ イ ズ 21cm
分類記号
369.27
著者記号 I55
副本記号 A
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 障害者 優生問題 人権 相模原障害者施設殺傷事件(2016)

所蔵一覧

所蔵1 冊