叢書・ウニベルシタス ; 775
人間の美的教育について
改装版
法政大学出版局
出版年月日
2017/09/15
ISBN
9784588140457
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要旨
カントが芸術の国を、人間の意志を自然の法則に従わしめる現象世界と人間の自由意志が支配する道徳的世界とを連絡する関節として設定したように、シラーは美的文化の橋を設置して、これを渡ることによって自然国家から自由国家へ到達しようと考えてみた。彼のこの「自由国家」は、人々が至福な安楽のうちにあって道徳的健康を保持することができ、各人がその人格の自由な姿を展開できる社会でなければならなかった。…本書は、そうした彼の哲学思想の集大成と清算を意味すると同時に、またカント哲学の帰結と決裁を意味するものである。その意味でこれは「彼の」著作としてもまた「歴史的」著作としても、重要な位置にあるものといえよう。
目次
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所蔵区分 | 10 所蔵中 |
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和洋区分 | 和書 |
書名,巻次,シリーズ名 | 人間の美的教育について 改装版 叢書・ウニベルシタス ; 775 |
著者名 | フリードリヒ・フォン・シラー著 小栗孝則訳 |
ISBN | 9784588140457 |
注記 | 1972年「りぶらりあ選書」として刊行 |
出 版 地 | 東京 |
出 版 者 | 法政大学出版局 |
出版年月日 | 2017/09/15 |
ペ ー ジ | vi, 187p |
サ イ ズ | 20cm |
分類記号 | 701.1 |
著者記号 | Sc3 |
保管場所 | 90 大学図書館 |
配架場所 | 30 地下/一般図書架 |
件名 | 美学 |