不登校とは何であったか?
心因性登校拒否、その社会病理化の論理
社会評論社
出版年月日
2017/05/25
ISBN
9784784517350
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要旨
「不登校」現象とはあたかも心因性登校拒否が脱病理化されたかの如く錯覚することで現出する仮象に他ならず、「不登校」問題とはそうした仮象を現象と錯覚することにより生じる疑似問題である。思い切って言えば、私は「どの子どもにも起こりうるもの」とされ没個性化された「不登校の子ども」よりも、かつての医学論文に「症児」として出てくる「学校恐怖症」児たちの方に親しみを感じる。彼らには「分裂気質」があったり、「変り者同一性」があったりする。しかし、「不登校の子ども」には何もないのだ。
目次
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所蔵区分 | 10 所蔵中 |
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和洋区分 | 和書 |
書名,巻次,シリーズ名 | 不登校とは何であったか? 心因性登校拒否、その社会病理化の論理 |
著者名 | 藤井良彦著 |
ISBN | 9784784517350 |
出 版 地 | 東京 |
出 版 者 | 社会評論社 |
出版年月日 | 2017/05/25 |
ペ ー ジ | 303p |
サ イ ズ | 21cm |
分類記号 | 371.42 |
著者記号 | F57 |
保管場所 | 90 大学図書館 |
配架場所 | 30 地下/一般図書架 |
件名 | 不登校 |