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概要

近代日本語の思想
翻訳文体成立事情 新装版
柳父章著
法政大学出版局
出版年月日
2017/02/24
ISBN
9784588436178

利用状況

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要旨・目次

要旨
日本語の文体は近代以後、翻訳によってつくられた―大日本帝国憲法に象徴される翻訳悪文の系譜を分析して近代日本語文の欠陥を摘出するとともに、漱石、志賀直哉、谷崎などによる新文体創出の軌跡をたどりつつ、日本語文における論理と思想の問題点を抉り出す。新たに導入された主語や三人称、句読点、文末語などの使用経緯を思想形成過程とした捉え直し、日本文化論に新視角を提示する。
目次
  • 第1章 「主語」は翻訳でつくられた
  • 第2章 「主語」はこうしてつくられた
  • 第3章 小説における主語
  • 第4章 「文」は近代につくられた
  • 第5章 文末語もつくられた
  • 第6章 日本語はつくられていく
  • 第7章 「〜は…である。」文の新しい意味
  • 第8章 日本語の論理
  • 第9章 A+B→Cの文化論
  • 第10章 漢字の造語力と、意味の空しさ
  • 第11章 言葉の限界
著者紹介
柳父 章
1928年東京市生。東京大学教養学部教養学科卒。元桃山学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 近代日本語の思想 翻訳文体成立事情 新装版
著者名 柳父章著
ISBN 9784588436178
注記 おもな参考文献: p235-237
出 版 地 東京
出 版 者 法政大学出版局
出版年月日 2017/02/24
ペ ー ジ ix, 242p
サ イ ズ 20cm
分類記号
816 作文.文体
著者記号 Y51
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 日本語 -- 文体 翻訳

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