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概要

変容する親密圏/公共圏 ; 11
承認欲望の社会変革
ワークキャンプにみる若者の連帯技法
西尾雄志 日下渉 山口健一著
京都大学学術出版会
出版年月日
2015/03/20
ISBN
9784876985456

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要旨・目次

要旨
若者は不安定化する社会経済的状況にもかかわらず、なぜボランティア活動に身を投じるのか。孤独、不安、差別、貧困、災害を接点に異なる人びとが出会い、「苦しみ」を反転させ、世界を変える共同性を創出していく新時代のボランティア論。
目次
  • 序章 承認欲望の社会変革―ワークキャンプにおける親密性の公共機能
  • 第1章 公と私の円環運動―親密圏が秘める公共性
  • 第2章 「根拠地」へと下降する―安保時代のもうひとつの学生運動
  • 第3章 ワークキャンプの「名づけの力」―中国キャンプの親密圏が秘める可能性
  • 第4章 「祝祭」の共同性―フィリピン・キャンプにおける素人性の潜在力
  • 第5章 “つながり”の現地変革としてのワークキャンプ―東日本大震災における唐桑キャンプの経緯と意味世界
  • 第6章 ワークキャンプにおける“公共的な親密圏”生成―唐桑キャンプにみる若者ボランティア活動の意義と危険性
  • 終章 親密圏が誘発する公共性―ワークキャンプ論のアリーナへ
著者紹介
西尾 雄志
日本財団学生ボランティアセンター所長、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター客員准教授、聖心女子大学非常勤講師。早稲田大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。専攻、社会運動論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日下 渉
名古屋大学大学院国際開発研究科准教授。九州大学大学院比較社会文化学府博士課程単位取得退学。博士(比較社会文化)。専攻、政治学、フィリピン研究。主な著作、「秩序構築の闘争と都市貧困層のエイジェンシー―マニラ首都圏における街頭商人の事例から」『アジア研究』第53巻4号(アジア政経学会、2007年、第6回アジア政経学会優秀論文賞)、『反市民の政治学―フィリピンの民主主義と道徳』(法政大学出版会、2013年、第30回大平正芳記念賞、第35回発展途上国研究奨励賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
山口 健一
福山市立大学都市経営学部講師。東北大学大学院情報科学研究科博士課程後期修了。博士(情報科学)。専攻、シンボリック相互行為論、共生社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 承認欲望の社会変革 ワークキャンプにみる若者の連帯技法 変容する親密圏/公共圏 ; 11
著者名 西尾雄志 日下渉 山口健一著
ISBN 9784876985456
注記 参考文献: 各章末
出 版 地 京都
出 版 者 京都大学学術出版会
出版年月日 2015/03/20
ペ ー ジ vi, 248p : 挿図, 地図
サ イ ズ 22cm
分類記号
367.7
著者記号 N86
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 ボランティア活動 青年 青年 -- 日本 ボランティア活動

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