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概要

人間にとって善とは何か
徳倫理学入門
フィリッパ・フット著 高橋久一郎監訳 河田健太郎 立花幸司 壁谷彰慶訳
筑摩書房
出版年月日
2014/04/10
ISBN
9784480843029

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要旨・目次

要旨
善とは、人間が自然本性にかなった生き方をすることだ―善悪の問いにこう答える「徳倫理」は、功利主義や主観主義、反自然主義に代わり、現代倫理学の一大潮流となりつつある。本書では、その第一人者が、善悪をめぐる長大な歴史をふまえつつ、徳倫理学を紹介する。多くの国で大学の教科書として用いられてきた現代倫理学の決定版。
目次
  • 第1章 道徳哲学への再出発
  • 第2章 自然的な規範
  • 第3章 人間への適用
  • 第4章 実践的合理性
  • 第5章 人間にとっての善さ
  • 第6章 幸福と人間にとっての善さ
  • 第7章 反道徳主義
著者紹介
フット,フィリッパ
1920‐2010年。イギリス生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授、オックスフォード大学研究員などを歴任。現在西洋倫理学の世界においてもっとも影響力のある哲学者。「トロッコ問題」(1人を犠牲にすれば、5人が助かるという場合、その1人を犠牲にするべきか)の提唱者として広く知られ、また、現在世界90カ国以上で貧困解決にとりくむOxfamの創設時からのメンバーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
高橋 久一郎
1953年生まれ。千葉大学文学部教授。専門は哲学・倫理学。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
河田 健太郎
1971年生まれ。武蔵野大学教養教育リサーチセンター客員研究員。東京都立大学人文科学研究科哲学専攻単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
立花 幸司
1979年生まれ。熊本大学文学部准教授、東京大学大学院医学系研究科医療倫理学分野業務協力者。東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系修了、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
壁谷 彰慶
1976年生まれ。千葉大学人文社会科学研究科特別研究員、敬愛大学・芝浦工業大学・千葉大学非常勤講師。千葉大学社会文化科学研究科修了、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 人間にとって善とは何か 徳倫理学入門
著者名 フィリッパ・フット著 高橋久一郎監訳 河田健太郎 立花幸司 壁谷彰慶訳
ISBN 9784480843029
注記 参考文献: p245-250 原書名: Natural goodness
出 版 地 東京
出 版 者 筑摩書房
出版年月日 2014/04/10
ペ ー ジ 253p
サ イ ズ 20cm
分類記号
150 倫理学.道徳
著者記号 F41
保管場所
90 大学図書館
配架場所
11 1F/一般図書架
件名 倫理学

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