所蔵一覧

概要

PHP新書 ; 831
原発難民
放射能雲の下で何が起きたのか
烏賀陽弘道著
PHP研究所
出版年月日
2012/11/01
ISBN
9784569804170

利用状況

予約はありません

要旨・目次

要旨
「地元に帰らず、ホテルに住めていいねえ」「東電からいっぱいもらっているんでしょう?」「放射能が移るから近寄るな!」―何気ないひと言や所作に原発被災者たちは疑心暗鬼となり、神経をすり減らす。誤解や偏見は差別やいじめへと発展する。そのストレスは計り知れない。「避難すべき人が避難できずに被曝した」「必要のない人に避難を強制した」。福島第一原発事故で、政府は二重の誤りを犯した。ある人は「被曝」というかたちで犠牲になり、ある人は「避難」というかたちで家や仕事を奪われた。「真実を知ってほしい」。絆を引き裂かれた住民の心は、いまだ苦しみの渦中で喘いでいる。
目次
  • プロローグ すべては放射能雲の予測ミスから始まった(福島第一原発から流れ出た放射性物質の行方
  • 犠牲者を増大させた政府の二重の過ち ほか)
  • 第1章 福島第一原発が見える町(一時帰宅に許された時間は五時間
  • 線量計が毎時二〇マイクロシーベルトを指した ほか)
  • 第2章 絆を引き裂かれた避難者たち(すべて自腹で避難を強いられた人たち
  • 「地元に帰らず、ホテルに住めていいねえ」 ほか)
  • 第3章 そのとき南相馬市・飯舘村では(国道沿いの店はすべて明かりが消えていた
  • なぜ、スーパーや銀行は店を閉めたのか? ほか)
  • 第4章 被曝者も避難者も出さない方法は、確実にあった(放射能雲が北西方向へ流れることは予測できた
  • 法律はきちんと決めていた ほか)
著者紹介
烏賀陽 弘道
1963年京都市生まれ。フリージャーナリスト、写真家。京都大学経済学部卒業後、朝日新聞社に入社。三重県津支局、愛知県岡崎支局、名古屋本社社会部、「AERA」編集部などを経て、2003年に早期定年退社。以後、フリーの立場でメディア批評や音楽評論などを展開。1992年にコロンビア大学国際関係大学院に自費留学、国際安全保障論で修士号。日本外国特派員協会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 原発難民 放射能雲の下で何が起きたのか PHP新書 ; 831
著者名 烏賀陽弘道著
ISBN 9784569804170
出 版 地 東京
出 版 者 PHP研究所
出版年月日 2012/11/01
ペ ー ジ 238p : 挿図
サ イ ズ 18cm
分類記号
S
著者記号 PHP新書
副本記号 831
保管場所
90 大学図書館
配架場所
16 1F/新書
件名 福島第一原子力発電所事故(2011)

所蔵一覧

所蔵1 冊