精神分析における境界侵犯
臨床家が守るべき一線
金剛出版
出版年月日
2011/11/30
ISBN
9784772412216
|
要旨
臨床家が越えてはならない一線を越えること、それを「境界侵犯」という。本書は、精神分析における「境界侵犯」の倫理的問題について、多面的理解を試みた著作の翻訳である。本書の美点は、3つあげられる。まず、普段表に出ることのない境界侵犯の事例が、豊富に紹介されていること。2つ目に境界侵犯をおかした治療者を類型化し、それぞれの精神力動を示したこと。そして最後に境界侵犯が生じた際に個人や組織がとるべき対応を、非常に具体的に論じていること、である。これらについての論述の包括性と具体性を備えた本書は、倫理的な問題が重視されつつある現代の臨床家にとって、欠かせない1冊になるであろう。
目次
|
所蔵区分 | 10 所蔵中 |
---|---|
和洋区分 | 和書 |
書名,巻次,シリーズ名 | 精神分析における境界侵犯 臨床家が守るべき一線 |
著者名 | グレン O. ギャバード著 エヴァ P. レスター著 北村婦美 北村隆人訳 |
ISBN | 9784772412216 |
注記 | 文献: p253-270 原書名: Boundaries and boundary violations in psychoanalysis |
出 版 地 | 東京 |
出 版 者 | 金剛出版 |
出版年月日 | 2011/11/30 |
ペ ー ジ | 288p |
サ イ ズ | 22cm |
分類記号 | 146.1 |
著者記号 | G11 |
保管場所 | 90 大学図書館 |
配架場所 | 11 1F/一般図書架 |
件名 | 精神分析 |