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概要

非行臨床の新潮流
リスク・アセスメントと処遇の実際
生島浩編著 岡本吉生 廣井亮一編著
金剛出版
出版年月日
2011/06/30
ISBN
9784772412018

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要旨・目次

要旨
非行少年の「立ち直り」において蓄積されてきた臨床の知と、社会的要請に対する根拠に基づく説明責任の間で、非行臨床は岐路に立たされている。「理解しがたい非行」をアセスメントし位置づけながら、同時にそのレッテルを「ぼかし」、社会の中に少年の居場所を作り出さなければならない。発達障害への配慮が一般化し、法社会化が進歩するなか、本書には非行臨床に課せられたこの「モニター」機能と「リハビリテーション」機能の相克への新たな回答が集められている。
目次
  • 第1部 ジャスティス・クライエントへの心理・福祉的アプローチ(ジャスティス・クライエントへの「司法臨床」の展開
  • 知的障害のある非行少年への司法と福祉の協働した対応―オーストラリア・ビクトリア州の処遇実践の適用可能性
  • 障害のある非行少年の司法手続と処遇について―法的観点から
  • 矯正施設における知的障害者の処遇)
  • 第2部 精神/発達障害と非行・犯罪臨床におけるリスク・アセスメント(非行リスクとしての障害と関連問題
  • 学校における問題行動への対処と非行予防
  • 触法・低年齢少年の非行の特徴―事例のメタ分析によるケースフォーミュレーションのモデル化
  • 非行少年の当事者モデルによるアセスメント)
  • 第3部 非行臨床の新潮流(非行臨床モデルの意義と課題
  • 非行からの離脱とは何か―離脱にいたる心理プロセスモデルの提案
  • 矯正教育の新潮流
  • 非行少年の地域生活支援に向けて―沼田町就業支援センターにおける保護観察処遇)
著者紹介
生島 浩
1956年、東京都に生まれる。1979年、一橋大学社会学部を卒業。法務省に入省し、東京および横浜保護監察所の保護観察官等を経て、1992年筑波大学大学院修士課程教育研究科カウンセリング専攻修了。2000年、浦和保護観察所観察第一課長。現在、福島大学大学院人間発達文化研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
岡本 吉生
1956年生まれ。1979年京都府立大学文学部を卒業。1980年家裁調査官補、1983年から1997年まで家庭裁判所調査官。1993年Mental Research Institute留学。1997年筑波大学大学院教育研究科修士課程修了。家庭裁判所調査官研修所研究員、埼玉県立大学助教授を経て、日本女子大学家政学部児童学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
廣井 亮一
1957年新潟県生まれ。1981年、新潟大学法学部を卒業。1981年から1999年まで家庭裁判所調査官。以後、和歌山大学助教授、京都女子大学助教授を経て、立命館大学文学部・同大学院文学研究科教授。学術博士(大阪市立大学)、臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 非行臨床の新潮流 リスク・アセスメントと処遇の実際
著者名 生島浩編著 岡本吉生 廣井亮一編著
ISBN 9784772412018
注記 文献: 各章末
出 版 地 東京
出 版 者 金剛出版
出版年月日 2011/06/30
ペ ー ジ 191p : 挿図
サ イ ズ 22cm
分類記号
368.71
著者記号 Sh96
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 青少年問題 少年保護

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