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概要

ポイエーシス叢書 ; 59
自由であることの苦しみ
ヘーゲル『法哲学』の再生
アクセル・ホネット著 島崎隆 [ほか] 訳
未來社
出版年月日
2009/11/30
ISBN
9784624932596

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要旨・目次

要旨
われわれが治療的な哲学理解の形式的図解を基礎に置くならば、『法哲学』の事実上の出発点を形成するものは、端的に代替となる正義論を立案するという意図ではなくて、まずは自身の現代における生活世界上の欠如または「苦しみ」の知覚である。他者を認めることなく、己れの欲望のおもくままに権利をもてあそぶ者たちを襲う、自由であることの苦しみ。コミュニケーションなき社会に蔓延する不透明な病理は克服されうるのか。『法哲学』に織りこまれた治癒と解放の論理を現代に再生する試み。フランクフルト学派新世代を代表する俊英がヘーゲル、そしてハーバーマスと対峙し批判理論の新たな地平を切りひらく。
目次
  • 1 正義論としてのヘーゲル(個人的自由の理念―自律の間主観的条件
  • 『法哲学』における「法・権利」―自己実現の必然的領域)
  • 2 正義論と時代診断の関連(自由であることの苦しみ―個人的自由の病理学
  • 苦しみからの「解放」―「人倫」の治療的意義)
  • 3 近代の模範理論としての人倫の学説(自己実現と承認―「人倫」のための条件
  • 「人倫」の過度な制度化―ヘーゲル的アプローチの問題)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 自由であることの苦しみ ヘーゲル『法哲学』の再生 ポイエーシス叢書 ; 59
著者名 アクセル・ホネット著 島崎隆 [ほか] 訳
ISBN 9784624932596
注記 そのほかの訳者: 明石英人, 大河内泰樹, 徳地真弥
出 版 地 東京
出 版 者 未來社
出版年月日 2009/11/30
ペ ー ジ 183p
サ イ ズ 20cm
分類記号
321.1
著者記号 H85
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 法の哲学 Hegel, Georg Wilhelm Friedrich(1770-1831) ヘーゲル, ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ

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