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概要

オオカミを放つ
森・動物・人のよい関係を求めて
丸山直樹編著 須田知樹編著 小金澤正昭編著
白水社
出版年月日
2007/01
ISBN
9784560040768

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要旨・目次

要旨
日本のオオカミが一九〇五年に絶滅して以来はや一世紀。天敵不在で増えすぎたシカによる森林・田畑の被害の声は、日本各地で絶えることがない。また奥日光ではニッコウキスゲやシラネアオイが危機に瀕し、はては尾瀬でもミズバショウが食害にあっているという。二〇〇五年十一月、野生生物保護学会で「日本のオオカミ絶滅百年シンポ」が開催され、日本オオカミ協会に集う第一線研究者から若手フィールドワーカーまでが最新の研究・調査を発表した。その成果をもとに広く一般向けに書き下ろされた本書により、いま、その食性や人との共存について「オオカミの真実」が浮き彫りにされる。
目次
  • 序章 日本におけるオオカミ絶滅百年を迎えて
  • 第1章 崩壊する生態系―オオカミ絶滅がもたらしたこと
  • 第2章 尾瀬にもシカ出現!―自然生態系が危ない
  • 第3章 オオカミは何を食べているのか
  • 第4章 オオカミは日本に帰ってきたら何を食べるのか?
  • 第5章 オオカミの捕食能力―生態系への貢献
  • 第6章 ポーランドのオオカミの生息状況
  • 第7章 オオカミと住民との共存―ポーランドの事例
  • 第8章 モンゴル人のオオカミ観、今昔
  • 第9章 日本人のオオカミ観
  • 第10章 人を襲わないオオカミ、襲うオオカミ
著者紹介
丸山 直樹
農学博士、東京農工大学名誉教授、日本オオカミ協会会長、専門は自然保護文化論、野生動物保護学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
須田 知樹
博士(農学)、立正大学地球環境科学部講師、専門は森林生態学、保全生物学、有蹄類の生息に対する生態系の反応(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
小金澤 正昭
博士(農学)、宇都宮大学農学部教授、日本オオカミ協会理事、専門は野生鳥獣管理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 オオカミを放つ 森・動物・人のよい関係を求めて
著者名 丸山直樹編著 須田知樹編著 小金澤正昭編著
ISBN 9784560040768
注記 参考文献: 巻末piii-vii
出 版 地 東京
出 版 者 白水社
出版年月日 2007/01
ペ ー ジ 193, viip
サ イ ズ 20cm
分類記号
489.56
著者記号 O42
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 おおかみ(狼) 自然保護

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