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概要

クジャクの雄はなぜ美しい?
増補改訂版
長谷川真理子著
紀伊國屋書店
出版年月日
2005/09
ISBN
4314009942

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要旨・目次

要旨
「自然淘汰ではどうしても説明できぬ」進化論者ダーウィンの悩みの種が、美しい羽を目いっぱい広げるクジャクの雄。きれいな色の羽をもち美声を奏でる小鳥たち、歌舞伎役者のくまどりのような顔をしたヒヒ、ライオンのたてがみ、シカの角…一般に雄は美しく派手なのに、雌は地味で目立たない。なぜか。「雄間競争」と「雌による選り好み」がその答えだが、この方面の研究が近年、急展開を見せた。雌の選り好みの個性、選り好みの雌雄逆転、一夫一妻やハーレムでつがい外交尾を発見、そして雌雄の対立として「配偶者防衛」や毒の注入が大きな注目を集めている。本書は、このテーマの第一人者が興味深くその最前線の内容を紹介する。13年振りの大幅改定版。
目次
  • 序章 派手な雄と目立たない雌
  • 第1章 性差はなぜあるのか?
  • 第2章 同性間の競争と異性による選り好み
  • 第3章 賢い選り好み
  • 第4章 「美的センス」による選り好み
  • 第5章 選り好みの進化
  • 第6章 選り好みをめぐる疑問
  • 第7章 雌雄の対立と葛藤
  • 第8章 性淘汰の理論をめぐる論争
著者紹介
長谷川 眞理子
1976年東京大学理学部卒業。1983年東京大学大学院博士課程単位取得退学。理学博士。東京大学理学部人類学助手等を経て、早稲田大学政経学部教授。サルの母子関係の研究からスタートし、動物とヒトの性差と進化をめぐる幅広いテーマに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 クジャクの雄はなぜ美しい? 増補改訂版
著者名 長谷川真理子著
ISBN 4314009942
注記 文献: p232-238
出 版 地 東京
出 版 者 紀伊國屋書店
出版年月日 2005/09
ペ ー ジ 238p
サ イ ズ 20cm
分類記号
481.7
著者記号 H36
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 動物生態学 生殖

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