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概要

青弓社ライブラリー ; 38
児童虐待と動物虐待
三島亜紀子著
青弓社
出版年月日
2005/06
ISBN
4787232452

利用状況

予約はありません

要旨・目次

要旨
「核家族化や都市化の進行によって急増している」とされる児童虐待・動物虐待に対して、それを発見・防止するための法整備や社会制度の設計が推進されている。それらの社会政策は一様に「無痛で犯罪のない社会」を標榜しているが、実は人びとの“自由”に介入して、統治を強化しようとしている。それを、児童虐待や動物虐待の歴史的背景、「世代間で繰り返される虐待」「少年犯罪と動物虐待」などの語られ方、虐待と母性愛神話の関連性などから析出する。児童虐待/動物虐待とソーシャルワーカーの関係性を考察して、虐待予防のためとして専門家によるリスクコントロールを称揚する現代社会の心性を解読する。
目次
  • 第1章 虐待とは何か(児童虐待の昔と今
  • 児童虐待を問題化する波 ほか)
  • 第2章 虐待にさかのぼる(暴力につながるもの
  • 大人の責任 ほか)
  • 第3章 苦痛のスクリーニング(ピエール・リヴィエールの動物虐待
  • 犬のおまわりさん ほか)
  • 第4章 虐待は家族を変える(近代家族と児童虐待
  • 母性を神話とする作業 ほか)
  • 終章 苦痛の除去と専門家
著者紹介
三島 亜紀子
1971年、兵庫県生まれ。東大阪大学こども学部講師。専攻は社会福祉学、社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 児童虐待と動物虐待 青弓社ライブラリー ; 38
著者名 三島亜紀子著
ISBN 4787232452
出 版 地 東京
出 版 者 青弓社
出版年月日 2005/06
ペ ー ジ 214p
サ イ ズ 19cm
分類記号
369.4
著者記号 Mi53
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架

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