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概要

集英社新書 ; 0197B
報道危機
リ・ジャーナリズム論
徳山喜雄著
集英社
出版年月日
2003/06
ISBN
408720197X

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要旨・目次

要旨
九・一一事件以降、米国のマスメディアはこぞって政府よりの、アメリカ中心主義的報道に終始し、また、イラク戦争においてもジャーナリズムは米政府に巧妙に取り込まれてしまった。わが国でも、大阪・池田小学校児童殺傷事件や和歌山毒入りカレー事件などにおける集団的過熱取材で、ジャーナリズムが市民に敵視される構図が生まれており、それに乗じたかたちでメディア規制法案が浮上してきた。本来、市民の立場にたって権力と対峙するはずのジャーナリズムに、いま何が起きているのか。現場の記者が、衰退し機能不全に陥っている危機的状況への真摯な考察から、記者教育をも含めたリ(再生)・ジャーナリズムを具体的に提言していく。
目次
  • 第1章 漂流する放送メディア(赤い髪飾りの女の子
  • 「盗み撮り」とは ほか)
  • 第2章 萎縮する活字メディア(倒錯の構図
  • 集団的過熱取材のメカニズム ほか)
  • 第3章 メディアの新しい潮流(関連記事を衛星のように飛ばす
  • 蜘蛛の巣状に広がる流れ ほか)
  • 第4章 明日のジャーナリズムのために(OJT一本槍の日本型教育
  • なぜサツ回りを偏重するのか ほか)
著者紹介
徳山 喜雄
1958年兵庫県生まれ。朝日新聞映像本部デスク、総合研究本部研究員を経て、アエラ・フォトディレクター。東欧革命やロシア・旧ソ連諸国での冷戦体制の崩壊過程、クルド難民、エルサルバドル内戦などを取材。著書に『苦悩するロシア』(三一書房、RM文学賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 報道危機 リ・ジャーナリズム論 集英社新書 ; 0197B
著者名 徳山喜雄著
ISBN 408720197X
注記 タイトルは表紙による 主要引用・参考文献: p203-206
出 版 地 東京
出 版 者 集英社
出版年月日 2003/06
ペ ー ジ 206p : 挿図
サ イ ズ 18cm
分類記号
S
著者記号 集英社新書
副本記号 197
保管場所
90 大学図書館
配架場所
16 1F/新書
件名 ジャーナリズム マス・メディア

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