ウィニコット著作集 ; 別巻1
ウィニコット書簡集
岩崎学術出版社
出版年月日
2002/08
ISBN
4753302059
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要旨
本書の第一の意義は、その読み物としての面白さだけではなく、幾つかの「学問的」な価値にある。読者はまず、本書でウィニコット理論の背景に横たわるものを知ることができ、彼が外的環境の重要性を、それまでの一者心理学に対してどのような論調で主張していたかを知ることができる。これにより彼の理論的理解に厚みができて、展望が立体的になる。次いで、とくにクラインに対して、そしてクライン‐A.フロイト論争に対し、分裂を厭わぬ派閥ができ組織が硬直していくことについて、何度も懸念を表明するウィニコットは、英国精神分析協会を柔軟にして統合を維持しようとする独立学派(中間学派)の居場所を鮮明にしてくれる。とくに、派閥を解散するよう、彼女たちを説得する彼の姿が印象的である。
目次
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所蔵区分 | 10 所蔵中 |
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和洋区分 | 和書 |
書名,巻次,シリーズ名 | ウィニコット書簡集 ウィニコット著作集 ; 別巻1 |
著者名 | [ウィニコット著] F・ロバート・ロッドマン編 北山修 妙木浩之監訳 |
ISBN | 4753302059 |
注記 | 参考文献: p269-270 日本語版編集: 牛島定信 |
出 版 地 | 東京 |
出 版 者 | 岩崎学術出版社 |
出版年月日 | 2002/08 |
ペ ー ジ | xxxvi, 276p |
サ イ ズ | 22cm |
分類記号 | 371.4 |
著者記号 | W76 |
副本記号 | [9] |
保管場所 | 90 大学図書館 |
配架場所 | 30 地下/一般図書架 |
件名 | Winnicott, Donald W. 児童精神医学 精神分析 |