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概要

日本における言語社会化ハンドブック
クック峯岸治子 高田明編
ひつじ書房
出版年月日
2023/10/05
ISBN
9784823410499

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予約はありません

要旨・目次

要旨
言語はどのように話せるようになるのか、人は言語でどう社会化するのか。赤ん坊が話せるようになるプロセスも国、地域によって異なっている。赤ちゃんことばを親がいっさい話さない地域もある。子どもを大人扱いするのは欧米流の子育てなのか?学生がどう社会人になっていくのか、新入社員がどう研修されるのか、日本の新入社員は何も知らないという言説は本当か。子どもも社会に入るだけでなく、社会の方も変えているのではないか。言語と人間の社会化についての入り口から応用(個別研究)まで、文化人類学と言語学・言語教育学を横断する言語研究の新しいジャンル「言語社会化」を概観し、紹介する。
目次
  • 総論(日本語・日本文化に関する言語社会化研究概観)
  • 第1部 翻訳編(言語社会化が文法発達にもたらす影響
  • 日本語におけるコミュニケーションのスタイルの習得
  • パプアニューギニア、ボサヴィ社会における言語のキリスト教化と文化の脱‐場所化
  • 職場における言語社会化)
  • 第2部 論文編(日本における言語社会化と「責任」の文化的形成
  • デジタル社会の言語社会化:スカイプ・ビデオによる三世代家族会話を事例に
  • 言語社会化と物語り:オーストラリア在住日本人家族の夕食時の会話を中心に
  • 学習者の行為主体性が第二言語語用論能力に及ぼす影響
  • 新人は何も知らない:日本の会社における「社会人」への言語社会化
  • 国内企業と外国人留学生の採用:就職のための「キャリア教育」に見える言語社会化)
著者紹介
クック峯岸 治子
ハワイ大学マノア校東アジア言語文学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
高田 明
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 日本における言語社会化ハンドブック
著者名 クック峯岸治子 高田明編
ISBN 9784823410499
注記 参考文献あり
出 版 地 東京
出 版 者 ひつじ書房
出版年月日 2023/10/05
ペ ー ジ viii, 344p
サ イ ズ 21cm
分類記号
801.03
著者記号 C83
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 言語社会学

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