所蔵一覧

概要

文学研究の扉をひらく
基礎と発展
石川巧 [ほか] 編
ひつじ書房
出版年月日
2023/02/06
ISBN
9784823411366

利用状況

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要旨・目次

目次
  • 第1部 研究へのアプローチ(事実と虚構―ほんとうの事のように読ませる技術 志賀直哉「晩秋」
  • 描写と比喩―レトリックの挑戦 宮沢賢治「小岩井農場」
  • 作家研究の方法―なぜ作家を問題にするのか? 徳田秋聲『縮図』
  • 同時代評、批評の役割―作品を位置づける 中村光夫『風俗小説論』、柄谷行人『日本近代文学の起源』
  • 生成と校異―テキストは変容する 織田作之助「人情噺」
  • テクストの外に出る―境界への疑い 松浦理英子『裏ヴァージョン』
  • 口絵・挿絵―もうひとつの〈本文〉 尾崎紅葉「多情多恨」
  • インターテクスチュアリティとアダプテーション―言説のネットワーク 大岡昇平『武蔵野夫人』
  • 掲載媒体―メディアの中の文学、メディアとしての文学 室生犀星「性に眼覚める頃」
  • 検閲―テキストの傷痕 江戸川乱歩「悪夢」(のち「芋虫」))
  • 第2部 批評理論を用いた分析(ナラトロジー―どのように語られているかという問い 太宰治「饗応夫人」
  • 読書行為論―コミュニケーションの空白を読む 芥川龍之介「開化の殺人」
  • ポストコロニアリズム―翻訳という植民地 中野重治「雨の降る品川駅」
  • ジェンダーとクィア―女性ならではの文学を疑う 田村俊子「女作者」
  • 文化研究―カルチュラル・スタディーズの冒険 高橋源一郎「ダン吉の戦争」)
著者紹介
石川 巧
立教大学。専門は日本近代文学・出版文化研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
飯田 祐子
名古屋大学。専門は日本近現代文学・ジェンダー批評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
金子 明雄
立教大学。専門は日本近現代文学・物語論・文学理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日比 嘉高
名古屋大学。専門は日本近現代文学・移民文学・出版文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 文学研究の扉をひらく 基礎と発展
著者名 石川巧 [ほか] 編
ISBN 9784823411366
注記 その他の編者: 飯田祐子, 小平麻衣子, 金子明雄, 日比嘉高 参考文献: 各章末 近現代文学研究調査のために: p343-348
出 版 地 東京
出 版 者 ひつじ書房
出版年月日 2023/02/06
ペ ー ジ v, 352p : 挿図, 肖像
サ イ ズ 21cm
分類記号
910.26
著者記号 B89
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 日本文学 -- 歴史 -- 近代 -- 研究法 日本文学 -- 研究・指導 日本文学 -- 歴史 -- 明治以後

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