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概要

研究叢書 ; 545
森鷗外初期翻訳作品の国語学的研究
藤田保幸著
和泉書院
出版年月日
2022/05/30
ISBN
9784757610309

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要旨・目次

要旨
鷗外研究に新たな領域を切り拓く。森鷗外の初期文学活動の成果をまとめた創作・翻訳作品集『水沫集』所収作品を中心として翻訳作品の訳文に国語学的分析を加え、鷗外の翻訳言語・初期の文業の特質を明らかにする。種々の文法的な分析に基づき、鷗外が試みた新時代の文学言語のスタイルの諸相を探る。引用と複合助詞の研究を中心として日本語文法学に大きな足跡を残した著者のもう1つのライフワークの大成。
目次
  • 第1章 言文一致文(森鷗外初期言文一致体翻訳小説の本文改訂から見えてくるもの
  • 鷗外翻訳の国語学的分析―初期の言文一致体の試みをめぐって
  • 森鷗外訳「玉を懐いて罪あり」覚書―その訳出の方向性について ほか)
  • 第2章 戯曲(森鷗外訳「折薔薇」とその本文改訂をめぐって―『水沫集』所収初期翻訳戯曲の言語についての一考察
  • 森鷗外初期翻訳戯曲の言語について―「調高矣洋絃一曲」を中心に
  • 森鷗外訳「調高矣洋絃一曲」の音訛の実態 ほか)
  • 第3章 文語文(森鷗外訳「黄綬章」の文章について―「瑞西館」「うきよの波」との比較を通して
  • 森鷗外訳「埋木」の文章について
  • 森鷗外訳「ふた夜」の疑問表現について ほか)
著者紹介
藤田 保幸
龍谷大学文学部名誉教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 森鷗外初期翻訳作品の国語学的研究 研究叢書 ; 545
著者名 藤田保幸著
ISBN 9784757610309
注記 藤田保幸著述目録: p367-381 参考文献あり
出 版 地 大阪
出 版 者 和泉書院
出版年月日 2022/05/30
ペ ー ジ xi, 381p : 挿図
サ イ ズ 22cm
分類記号
910.268
著者記号 F67
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 森, 鷗外 翻訳文学 森, 鴎外(1862-1922)

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