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概要

叢書・ウニベルシタス ; 1124
理性の構成
カント実践哲学の探究
オノラ・オニール著 網谷壮介 [ほか] 訳 加藤泰史監訳
法政大学出版局
出版年月日
2020/11/30
ISBN
9784588011245

利用状況

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要旨・目次

要旨
哲学がまず着手すべき課題は、思考を方向づける何らかの基準ないし手続きが、なぜわれわれにとって権威を持ち、なぜ理性の基準とみなされねばならないかを示すことである。理性・行為・自由に関して、カント自身が説明する文脈にカントの倫理学を位置づけ直し、正義、義務、人格、他者、合意の問題、子どもたちの権利と生活の問題なども論じて、実践哲学の新たな可能性を提唱する。
目次
  • 第1部 理性と批判(カントの企てにおける理性と政治
  • 理性の公共的使用
  • 『基礎づけ』第三章における理性と自律
  • 行為、人間学、自律)
  • 第2部 格率と義務(行為における一貫性
  • 合意する大人の関係
  • 普遍的法則と目的それ自体
  • 美徳なき時代におけるカント)
  • 第3部 カントの倫理学とカント主義的倫理学(実例の力
  • 子どもたちの権利と生活
  • 倫理学における構成主義
  • 正義と慈愛という偉大な原理)
著者紹介
オニール,オノラ
1941年生まれ。ケンブリッジ大学名誉教授。英国貴族院議員。オックスフォード大学で哲学と心理学を学び、ハーバード大学でジョン・ロールズのもとで博士号を取得。コロンビア大学、エセックス大学、ケンブリッジ大学などで教鞭を執り、英国学士院院長、英国哲学会の初代会長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
加藤 泰史
1956年生まれ、名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。椙山女学園大学国際コミュニケーション学部教授、一橋大学名誉教授、哲学、倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 理性の構成 カント実践哲学の探究 叢書・ウニベルシタス ; 1124
著者名 オノラ・オニール著 網谷壮介 [ほか] 訳 加藤泰史監訳
ISBN 9784588011245
注記 原著 (Cambridge University Press, 1989) の全訳 その他の訳者: 高畑祐人, 城戸淳, 宇佐美公生, 高木駿, 中澤武, 木場智之, 上野大樹, 柳橋晃, 津田栞里, 馬渕浩二 参考文献: 巻末p12-21
出 版 地 東京
出 版 者 法政大学出版局
出版年月日 2020/11/30
ペ ー ジ vi, 473, 21p
サ イ ズ 20cm
分類記号
134.2
著者記号 O65
保管場所
90 大学図書館
配架場所
11 1F/一般図書架
件名 Kant, Immanuel Kant, Immanuel(1724-1804) Kant, Immanuel, 1724-1804

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