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概要

「学びあいの授業」実践史
大正・昭和前期の遺産
豊田ひさき著
風媒社
出版年月日
2020/07/30
ISBN
9784833109642

利用状況

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要旨・目次

要旨
「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業改革のルーツを掘り起こす。「学びあいの授業」とは、授業で子ども同士が対話によって学びあうだけでなく、授業が本来の意味で主体的・対話的なものになるならば、小学校低学年の子どもからさえも教師は学ぶことができる、という意味での「学びあい」を含んでいる。このような子ども同士、そして教師も含めての「学びあいの授業」、すなわち「深い学び」の授業がすでに大正・昭和前期の授業実践の中に観られる事実を、明らかにした。
目次
  • 第1章 子どもは学ぶ主体・問う主体(形式主義の克服と自己活動の重視
  • 子どもを学ぶ主体にする発問
  • 授業は教師と子どもの協働作業
  • 語りかけ問いかける
  • 一斉教授批判
  • 子どもの学習過程を尊重)
  • 第2章 「子どもから」の授業実践(子どもが求めるところを与える授業
  • 独自学習と教師の指導性
  • 尋1の指導は遊びの善導
  • 学級で授業するということ)
  • 第3章 清水甚吾の算術授業改革(算術「黒表紙」教科書への批判
  • 自ら進んで取り組む学び)
  • 第4章 塩野直道と「尋常小学算術」(「尋常小学算術」とカリキュラム開発
  • 高木佐加枝による実験的授業の検討
  • 清水甚吾の実践
  • 国語読本「稲むらの火」)
  • 第5章 生活綴方教師の授業改革(東井義雄の算数
  • 峰地光重の郷土教育
  • 高麗小学校での実践
  • 「土臭教育」の実践)
著者紹介
豊田 ひさき
1944年三重県に生まれる。広島大学大学院教育学研究科修士課程修了。教育学博士。大阪市立大学大学院文学研究科教授、名古屋大学大学院教育発達科学研究科教授、中部大学現代教育学部初代学部長等を経て、朝日大学教職課程センター教授。専門は、教育方法学、カリキュラム論、授業実践史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 「学びあいの授業」実践史 大正・昭和前期の遺産
著者名 豊田ひさき著
ISBN 9784833109642
出 版 地 名古屋
出 版 者 風媒社
出版年月日 2020/07/30
ペ ー ジ 185p : 挿図
サ イ ズ 22cm
分類記号
375.1
著者記号 To83
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 学習指導 -- 歴史 学習指導 -- 初等教育 -- 日本 -- 歴史 -- 大正時代 学習指導 -- 初等教育 -- 日本 -- 歴史 -- 昭和前期 集団教育 -- 日本 -- 歴史 -- 大正時代 集団教育 -- 日本 -- 歴史 -- 昭和前期

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