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概要

支援と物語 (ナラティヴ) の社会学
非行からの離脱、精神疾患、小児科医、高次脳機能障害、自死遺族の体験の語りをめぐって
水津嘉克 伊藤智樹 佐藤恵編著
生活書院
出版年月日
2020/06/10
ISBN
9784865001136

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要旨・目次

要旨
物語ることはわれわれをどこに連れて行くのか。個人と社会とのあいだに生じる「苦境への反応」を分析するとき、「物語」は非常に有効な手段となる。物語という最低限の概念枠組みを導入することによって、われわれに様々なリアリティや新たな問い、そしてそこにあるべき支援のかたちをもたらしてくれる。
目次
  • 序章 支援の社会的文脈とナラティヴ・アプローチ
  • 第1章 「贖罪の脚本」は頑健な物語たりうるか―ある更生保護施設在所少年の語りからの考察
  • 第2章 自己物語のなかの精神医学的カテゴリー―複数の「治療対象」の位置づけをめぐる問い
  • 第3章 医師は「行為する英雄」からどう変わるのか―二つの“尽くす医療”から考える
  • 第4章 高次脳機能障害の生き難さを「聴く」ことの多面性―ピア・サポートの事例から考える
  • 第5章 聴き手の不在という経験と“語り”の再開をめぐって―聴き手となることの倫理性とその可能性
著者紹介
水津 嘉克
1964年生まれ。東京大学文学部社会学研究科博士課程(社会学専攻)単位取得退学。東京学芸大学教育学部専任講師を経て、同、准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
伊藤 智樹
1972年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。千葉大学文学部助手、富山大学人文学部講師を経て、富山大学学術研究部人文科学系(人文学部)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
佐藤 恵
1966年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会学)。桜美林大学国際学部専任講師、桜美林大学リベラルアーツ学群准教授を経て、法政大学キャリアデザイン学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 支援と物語 (ナラティヴ) の社会学 非行からの離脱、精神疾患、小児科医、高次脳機能障害、自死遺族の体験の語りをめぐって
著者名 水津嘉克 伊藤智樹 佐藤恵編著
ISBN 9784865001136
注記 参考文献: 各章末
出 版 地 東京
出 版 者 生活書院
出版年月日 2020/06/10
ペ ー ジ 217p
サ イ ズ 21cm
分類記号
361.04
著者記号 Su52
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 社会学 ナラティブセラピー

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所蔵1 冊