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概要

女性たちの保守運動
右傾化する日本社会のジェンダー
鈴木彩加著
人文書院
出版年月日
2019/12/30
ISBN
9784409241288

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要旨・目次

要旨
「家族」「性差」を強調する保守に、その社会的抑圧を経験した女性が、なぜ合流するのか。本書はその実態に、戦後の保守運動史、現代フェミニズム理論、保守派の言説分析、保守団体へのフィールドワークという四つの視点から迫ってゆく。女性による保守運動に内在するアンビバレンスを明らかにし、ジェンダー論にも新たな視角をもたらす社会学研究の力作。
目次
  • 保守運動の台頭とジェンダー
  • 第1部 女性たちの保守運動を捉える視点(戦後日本社会における保守運動の系譜
  • 右派女性に関する米国フェミニズム研究の展開)
  • 第2部 保守運動と家族(日本遺族会における家族言説の変遷―“苦労する母親”像に着目して
  • 「家族の価値」をめぐるポリティクス―保守系雑誌記事の分析から
  • 女性たちの男女共同参画反対運動―愛媛県の事例から)
  • 第3部 保守運動と女性の生/性(焦点化される「慰安婦」問題―「行動する保守」活動動画の内容分析
  • 「慰安婦」問題を嗤えない女性たち―「行動する保守」運動における参加者の相互行為とジェンダー)
  • 日本社会で生きる女性たちの保守運動―その困難と展望
著者紹介
鈴木 彩加
1985年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、大阪大学大学院人間科学研究科招へい研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 女性たちの保守運動 右傾化する日本社会のジェンダー
著者名 鈴木彩加著
ISBN 9784409241288
注記 博士学位論文「現代日本社会における右傾化現象と女性たちの保守運動」 (大阪大学, 2016年提出) を大幅に加筆・修正したもの 参考文献: p327-342
出 版 地 京都
出 版 者 人文書院
出版年月日 2019/12/30
ペ ー ジ 342p : 挿図
サ イ ズ 20cm
分類記号
311.4
著者記号 Su96
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 保守主義 政治運動 女性問題 フェミニズム ジェンダー 保守主義 -- 日本

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