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概要

ケアが生まれる場
他者とともに生きる社会のために
森明子編
ナカニシヤ出版
出版年月日
2019/04/26
ISBN
9784779513961

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要旨・目次

要旨
ケアが生まれる場では何が起こっているのか。社会の編成のあり方が変容し、家族と社会の境界が揺らぐなかで、さまざまなフィールドから民族誌的アプローチで迫る。
目次
  • ケアが生まれる場へ
  • 第1部 福祉の試み、制度の隙間(高齢者ケアをめぐる共同性の再編―北部タイの郊外村の事例
  • 最適化されたケア―フィンランドの社会サービス改革と「市民‐消費者」の浮上
  • 家族と地域が重なり合う場―沖縄の離島における小規模多機能型居宅介護
  • 福祉オリエンタリズムと人類学―ベトナムの村落における障害者ケアに見る「社会」の弱さ)
  • 第2部 生の空間としての家族の境界面(ケアが動き出すとき―ラオス低地農村部の看取りの現場を事例に
  • 死者への貢献の進め方―ガーナ南部における葬儀と集団の生成
  • 津波のあとで、終わりの手前で―津波被災地域のケアと家)
  • 第3部 異質な他者と出会う(宗教のケア・ネットワーク―占領下ドイツにおける避難民支援
  • 街区のラーデン―1980年代ベルリンの再開発とケア
  • 都市に生きる場所―タイにおける「寺住まい」の実践からみる社会再編
  • ケアの空間、かりそめの場所―東アフリカの難民キャンプにおける市場の形成)
  • 第4部 隣り合う他者とのあいだで(乳のやりとり―下級武士の日記にみる江戸時代のいのち
  • あの虹の向こう―大阪市西成区の単身高齢者と世代・セクシャリティ・介護
  • マプーチェ医療とチリ人患者―サンティアゴの先住民医療の現場から
  • 病気と付き合う―慢性病の食事療法をめぐる民族誌的試論)
著者紹介
森 明子
国立民族学博物館グローバル現象研究部教授。専門は文化人類学、ヨーロッパの民族誌研究。ウィーン大学経済史社会史研究所、ベルリン・フンボルト大学ヨーロッパ民族学研究所等にて客員教員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 ケアが生まれる場 他者とともに生きる社会のために
著者名 森明子編
ISBN 9784779513961
注記 参考文献: 各章末 国立民族学博物館共同研究「家族と社会の境界面の編成に関する人類学的研究 : 保育と介護の制度化/脱制度化を中心に」(2014.10-2018.3)の成果
出 版 地 京都
出 版 者 ナカニシヤ出版
出版年月日 2019/04/26
ペ ー ジ ii, 320p : 挿図
サ イ ズ 22cm
分類記号
369.04
著者記号 Mo45
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 社会福祉 文化人類学

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