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概要

老いと踊り
中島那奈子 外山紀久子編著
勁草書房
出版年月日
2019/02/20
ISBN
9784326800605

利用状況

予約はありません

要旨・目次

要旨
誰もが避けられない「老い」。年齢を重ねたダンサーを起用したピナ・バウシュやジャドソン教会派、100歳を超えても踊り続けた大野一雄、老いを成熟とみなす能や踊りの分析をとおし、長時間労働と規律化が可能であるがゆえに近代で理想とされた「若い」身体の価値を再考、脱主体、脱近代を孕む身体の可能性を探る。
目次
  • 老いのパフォーマティヴィティ―老いる踊り手、老いない踊り
  • 第1部 踊りの遺産(制作と稽古と継承のはざま―ピナ・バウシュの“春の祭典”が遺したもの
  • 老いと舞踊の哲学―絶対的他者としての老者の舞
  • ダンスにおける痛みの身体
  • コンテンポラリーダンス、長寿、人生の意味)
  • 第2部 伝統での老いとポスト・ジェネレーション(上演の考古学―メレディス・モンクの“少女教育再訪”とレノーラ・シャンペーン作、出演によるソロ・パフォーマンス作品“メモリーの物置”
  • 論説と鼎談―日本舞踊と老い
  • 日本における「老い」と「踊り」)
  • 第3部 グローバル化する老いのダンスドラマトゥルギー(老女と少女の物語
  • 日本の神話と儀礼における翁童身体と舞踊
  • 老いを巡るダンスドラマトゥルギー―ライムント・ホーゲの終わりなき“An Evening with Judy”
  • 大野慶人のレクチャー・パフォーマンス“命の炎”について―「老い」と舞踏はどこで出会う?)
  • 番外編(旅立ちの日のための「音楽」(ダンスも含む))
著者紹介
中島 那奈子
ダンス研究者、ドラマトゥルク、日本舞踊師範。ドラマトゥルクとして国内外の実験的舞台作品に関わり、2017年北米ドラマトゥルク協会エリオットヘイズ賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
外山 紀久子
1957年生まれ。埼玉大学大学院人文社会科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 老いと踊り
著者名 中島那奈子 外山紀久子編著
ISBN 9784326800605
注記 参考文献あり
出 版 地 東京
出 版 者 勁草書房
出版年月日 2019/02/20
ペ ー ジ xiv, 377, 5p : 挿図, 肖像
サ イ ズ 22cm
分類記号
769 舞踊.バレエ
著者記号 N34
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 舞踊 老化 高齢者 老年学

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