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概要

ヒロシマ・パラドクス
戦後日本の反核と人道意識
根本雅也著
勉誠出版
出版年月日
2018/07/10
ISBN
9784585230632

利用状況

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要旨・目次

要旨
原爆は「人類」の上ではなく、ひとりひとりの人間の上に落ちた―なぜ原爆が「人類の過ち」なのか。なぜ原爆の「経験」を「継承」しなければならないのか。原爆の体験者たちは、どのような苦しみを抱えて、戦後を生きたのか。広島への原爆投下が、人類すべての過ちとして、普遍化されていく歴史的・社会的背景を追い、戦後の日本と広島がかかえる「核」をめぐる矛盾を問い直す。
目次
  • ヒロシマの普遍主義
  • 第1部 創られたヒロシマ―普遍主義の力学(占領と復興―普遍主義の誕生
  • 原水爆禁止運動と広島―人道主義と超政治的立場
  • 原水爆禁止運動の分裂と広島市行政―権力の拡大)
  • 第2部 遺産化する被爆体験―継承の力学(被爆体験の遺産化―被災の資料と記録の運動
  • 継承の制度化―体験を語る活動と教育)
  • 第3部 生きている原爆―暴力の力学(傷と痛み
  • ホウシャノウが現れるとき
  • 死者とともに生きる)
  • 反原爆の立場―もうひとつの普遍主義
著者紹介
根本 雅也
1979年生まれ。日本学術振興会特別研究員(PD)。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 ヒロシマ・パラドクス 戦後日本の反核と人道意識
著者名 根本雅也著
ISBN 9784585230632
注記 引用文献: p269-275 一橋大学大学院社会学研究科へ提出した博士論文『原子爆弾による惨禍と苦しみの意味をめぐる制度と体験者―広島市行政・日本政府・社会運動・被爆者』(2013年3月学位取得)を大幅に書き直し、立命館大学学術図書出版推進プログラムの助成を受けて刊行
出 版 地 東京
出 版 者 勉誠出版
出版年月日 2018/07/10
ペ ー ジ 280, iiip
サ イ ズ 20cm
分類記号
319.8
著者記号 N64
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 原子爆弾 -- 被害 原水爆禁止運動 -- 歴史

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