現代の自殺
追いつめられた死 : 社会病理学的研究
東信堂
出版年月日
2017/11/30
ISBN
9784798914497
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要旨
2016年、日本では毎日約60人が自殺した。近年は減少傾向にはあるとは言え、未だ世界ワーストレベルである。果たして、人々はこの異常さを認識しているだろうか?「自殺は個人の選択のひとつ。」このような意見を持ってしまうこと、それ自体がまさに近代化―個人主義、地域共同体の瓦解、家族の縮小―の暗部である。競争社会が「敗者」を死へと追い込む。その死は「個人の選択」とみなされる。もはや深刻な社会病理である。本書は、社会病理としての自殺の社会・文化的要因を明らかにし、行政が実践としてどう問題に対処できるかを提示する、よりよい社会の構築に向けた研究提言である。
目次
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所蔵区分 | 10 所蔵中 |
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和洋区分 | 和書 |
書名,巻次,シリーズ名 | 現代の自殺 追いつめられた死 : 社会病理学的研究 |
著者名 | 石濱照子著 |
ISBN | 9784798914497 |
注記 | 文献一覧: p204-216 |
出 版 地 | 東京 |
出 版 者 | 東信堂 |
出版年月日 | 2017/11/30 |
ペ ー ジ | ix, 220p |
サ イ ズ | 22cm |
分類記号 | 368.3 |
著者記号 | I74 |
保管場所 | 90 大学図書館 |
配架場所 | 30 地下/一般図書架 |
件名 | 自殺 |