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概要

動員のメディアミックス
「創作する大衆」の戦時下・戦後
大塚英志編 マーク・スタインバーグ[ほか]執筆
思文閣出版
出版年月日
2017/09/30
ISBN
9784784218974

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要旨・目次

要旨
現代の日本まんが・アニメーションにおけるマーケティング技法として注目されるメディアミックスを、とくに戦時下日本における「動員」の技術として捉え直すことで、メディア、プロパガンダ研究史の更新を試みる論集。まんが・アニメーション・映画・模型といったメディア内、およびメディア間の相互関係のみならず、多様な分野に成立した“創作する大衆”の「書く」「つくる」という行為や書式が、いかにして「動員」されていったのか。その諸相を描き出す。また、一次資料として、日本映画史研究の第一人者・牧野守氏による三木茂(一九〇五〜七八 記録映画監督)インタビューを収録する。
目次
  • 1 戦時下のメディアミックス(東宝スペクタクル映画『孫悟空』に見る戦時色―孫悟空がなぜ歌い踊り出したのか
  • 日本アニメーションのもうひとつの源流―一九二〇〜四〇年代前半における教育アニメーション ほか)
  • 2 “創作する大衆”と動員のリテラシー(動員される映画観客のリテラシー―戦前・戦時下における映画を“読む文化”“書く文化” ほか)
  • 3 動員の諸相(トランスナショナルな映画史の可能性―総力戦とジェンダー規範
  • 教育イストリエタの歴史の描き方―一九五〇〜七〇年代におけるメキシコ文化マーケットを中心に ほか)
  • 補論 レイヤー化する歴史(プログラミングによるレイヤー実装構想と抽象化の壁
  • 麻枝准に与えた村上春樹の影響―麻枝准にみる戦後の主題の継承、あるいは統合 ほか)
  • 研究ノート/資料(岩淵正嘉文献リスト
  • 「規格化」をめぐる知の政治学―三木茂インタビュー解題 ほか)
著者紹介
大塚 英志
国際日本文化研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 動員のメディアミックス 「創作する大衆」の戦時下・戦後
著者名 大塚英志編 マーク・スタインバーグ[ほか]執筆
ISBN 9784784218974
注記 本書は国際日本文化研究センターにおいて、大塚英志が2014-2015年にかけて主宰した共同研究会「おたく文化と戦時下・戦後」の成果論文集である 章末に参考文献あり
出 版 地 京都
出 版 者 思文閣出版
出版年月日 2017/09/30
ペ ー ジ 511, ivp : 挿図
サ イ ズ 22cm
分類記号
361.5
著者記号 O88
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 大衆文化 -- 日本 -- 歴史 -- 昭和時代 映画 -- 日本 アニメーション -- 歴史 コンテンツビジネス プロパガンダ -- 歴史

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