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概要

いのちに国境はない
多文化「共創」の実践者たち
川村千鶴子編著
慶應義塾大学出版会
出版年月日
2017/02/28
ISBN
9784766423938

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要旨・目次

要旨
ケアの実践こそが、平和な暮らしを守る。外国人住民の受け入れ拡大や東京オリンピック・パラリンピックの開催などを契機に、日本でも多様なルーツをもつ人々がさらに増え、私たちの身近なパートナーになるでしょう。一方、こうした変化に対し、テロや犯罪の増加を心配する声もあります。しかし、教育・住居・就業・医療などライフサイクルを通じた“共創”こそが、社会的リスクを回避するカギを握っています。いま、日本に必要なのは、多文化化のリスクを熟知し、「共創」の果実を社会に届けられる「いのちのケア」の「実践者」たちなのです。ぜひ、皆さんも本書に登場する「実践者」たちの「現場」からの声に耳を傾けてください。
目次
  • 第1部 越境のすすめ(グローバル市民として生きる
  • 僕がパリの外国人だったころ
  • 「多文化共創」は、辺境にこそあり!―北の島サハリンで考えたこと
  • 映画から学ぶ移民とダイバーシティ―映像メディアのパワーと役割)
  • 第2部 主体性と多様性の学びが未来を拓く(外国にルーツをもつ子どもたちへの日本語教育―JSL教師の育成と支援を!
  • 夜間中学でいつでも誰でもどこでも基礎教育を!―義務教育機会確保法成立までの道程
  • 地域に根ざした大学のグローバル教育―秋田からの挑戦
  • 庇護申請中の子どもたちと学び合う―多様性を認め合う学校)
  • 第3部 まちも会社も活性化する「多文化共創」思考(多文化対応で住まい探しのお手伝い―不動産屋が担う、まちのグローバル化
  • 多様性を生かせば経営が変わる―多文化共創という理念と実際)
  • 第4部 いのちに国境はない(多文化スタッフが担うチーム医療―まちの多文化クリニックの試み
  • 医療現場の多言語化を担う―医療通訳という仕事
  • 在日ブラジル人児童の心の支援―在国につながる子どもたちの「育てられる場所」を守る)
  • 終章 世界の混迷と危機を多文化共創のチャンスへ(路地裏は多文化の宝庫
  • 10代のみなさんへ
  • 人のいのちに国境はない―日本で作業療法士・医療通訳者として働きながら
  • 国際医療の現場と医療リテラシー―地域で活躍するリーダーの育成)
著者紹介
川村 千鶴子
大東文化大学環境創造学部教授、博士(学術)。慶應義塾大学商学部卒業、多文化教育研究所所長、大東文化大学環境創造学部助教授を経て、2009年より現職(2013〜15年、同学部長)。移民政策学会理事、日本オーラル・ヒストリー学会理事など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 いのちに国境はない 多文化「共創」の実践者たち
著者名 川村千鶴子編著
ISBN 9784766423938
出 版 地 東京
出 版 者 慶應義塾大学出版会
出版年月日 2017/02/28
ペ ー ジ xii, 234p : 挿図
サ イ ズ 19cm
分類記号
334.41
著者記号 Ka95
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 外国人(日本在留) 多文化主義

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