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概要

フランスでは学力をどう評価してきたか
教養とコンピテンシーのあいだ
細尾萌子著
ミネルヴァ書房
出版年月日
2017/02/18
ISBN
9784623078790

利用状況

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要旨・目次

要旨
本書は、1920年代から現在までの、フランスの中等教育における学力評価論の展開を、理論と制度と実践の三層から明らかにする。アメリカやOECD、EUの学力評価論がフランスにいかに受容され、制度や実践として具体化されてきたのかを歴史的に検討し、学力・評価観がどのように変化してきたのかを描き出す。伝統的に重視されてきた「教養」と新たに重視されている「コンピテンシー」との折り合いをつけようとしているフランス教育のあり方は、現在の日本の教育に多くの示唆を与える。
目次
  • フランスの学力評価の特徴
  • 第1部 伝統的な学力・評価観の揺らぎ(「ドシモロジー」の展開―1920〜1930年代・1960〜1970年代
  • 「目標に基づいた教育学」の展開―1970〜1980年代)
  • 第2部 教養とコンピテンシーの相克(コンピテンシーという新しい能力概念―1980年代以降
  • 「コンピテンシー個人簿」に見る新しい評価観
  • コンピテンシーをめぐる基礎学力論争
  • コンピテンシーを育むポートフォリオ法の実践)
  • フランスの学力・評価観の変遷―本書で得られた知見
  • 日本への示唆
著者紹介
細尾 萌子
1985年生まれ。2015年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、博士(教育学)。現在、近畿大学教職教育部講師。専門、教育方法学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 フランスでは学力をどう評価してきたか 教養とコンピテンシーのあいだ
著者名 細尾萌子著
ISBN 9784623078790
注記 引用・参考文献: p239-254
出 版 地 京都
出 版 者 ミネルヴァ書房
出版年月日 2017/02/18
ペ ー ジ viii, 263p
サ イ ズ 22cm
分類記号
372.35
著者記号 H95
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 中等教育 -- 歴史 フランス -- 教育 教育評価 中等教育 -- フランス -- 歴史 -- 20世紀

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