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概要

日本文学全集 ; 18
大岡昇平
大岡昇平著
河出書房新社
出版年月日
2016/07/30
ISBN
9784309728889

利用状況

予約はありません

要旨・目次

要旨
対照的な二組の夫婦と復員兵の愛をめぐる心理小説の傑作『武蔵野夫人』とその創作過程に関する「『武蔵野夫人』ノート」、南方での戦争体験を元にした思索的小説『俘虜記』から「捉まるまで」等三篇、ユーモア溢れるおとぎ話の続篇「一寸法師後日譚」、花柳小説の佳品「黒髪」、神話と文学の起源をさぐる評論「母と妹と犯し」、昭和天皇重篤に際して心情を綴った「二極対立の時代を生き続けたいたわしさ」など、戦争と人間の真実を、理性と知性に基づいて希求した戦後文学最高峰の多面的な魅力を示す。
著者紹介
大岡 昇平
1909〜1988。東京生まれ。京都帝国大学仏文科卒業。19歳のとき小林秀雄や中原中也と出会い、文学活動を始める。1944年に召集を受け、フィリピン戦線における苛烈な戦闘を経て米軍捕虜となる。その体験を元に『俘虜記』、『野火』(52年読売文学賞)を発表し高い評価を得る。また、50年には知的な構成をもつ心理小説『武蔵野夫人』を刊行、ベストセラーとなる。その他の主な作品に『花影』(61年毎日出版文化賞)、戦記文学の金字塔『レイテ戦記』(72年毎日芸術賞)、評伝『中原中也』(74年野間文芸賞)、評論『小説家夏目漱石』(89年読売文学賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 大岡昇平 日本文学全集 ; 18
著者名 大岡昇平著
ISBN 9784309728889
注記 月報あり 大岡昇平年譜: p432-446
出 版 地 東京
出 版 者 河出書房新社
出版年月日 2016/07/30
ペ ー ジ 446p
サ イ ズ 20cm
分類記号
918 作品集
著者記号 N71
副本記号 18
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 大岡, 昇平(1909-1988)

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