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概要

生命倫理の源流
戦後日本社会とバイオエシックス
香川知晶編 小松美彦編
岩波書店
出版年月日
2014/03/25
ISBN
9784000259583

利用状況

予約はありません

要旨・目次

要旨
人間の生命が科学技術の操作対象になった1960年代から生命倫理の制度的組込みがなされる80年代までの日本の状況を、現状に収斂する以前の多様な思考に光を当てつつ、科学技術政策や思想・宗教などの諸側面から歴史的に検証する。テーマごとの論考(第1部)と、当時主導的な役割を果たした人々への貴重なインタビュー記録(第2部)によって歴史を立体的に浮かび上がらせ、生命倫理の現状を批判的にとらえ返す。
目次
  • 第1部 生命をめぐる1960‐80年代日本の状況(日本の生権力システム―1970‐80年代
  • 科学技術政策とライフサイエンス―1960年代以降における倫理思想の出来と行方
  • 「人類存亡の危機」をめぐる思想のゆくえ―1970年代の日本の岐路
  • 「積極的に知らせる必要はない」検査―優生思想と生命倫理
  • 死から生への転回―仏教者の生命倫理への関わり ほか)
  • 第2部 キーパーソンの証言(戦後日本の科学技術政策と生命科学
  • 科学者の責任とバイオエシックス
  • 総合科学としてのバイオエシックス
  • 日本発の精神と生命誌への歩み
  • 日本におけるバイオエシックス導入と展開、覚書 ほか)
著者紹介
香川 知晶
1951年生。山梨大学大学院医学工学総合研究部教授。哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
小松 美彦
1955年生。武蔵野大学教養教育部会教授。科学史・生命倫理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 生命倫理の源流 戦後日本社会とバイオエシックス
著者名 香川知晶編 小松美彦編
ISBN 9784000259583
注記 生命科学・医学に着目した日本の科学技術史 (1965-90年): p27-28 第II部関連年表: p308-309 第II部インタビュイー略年表: p310 文献: 章末にあり 補足文献表: p311-314
出 版 地 東京
出 版 者 岩波書店
出版年月日 2014/03/25
ペ ー ジ viii, 342p
サ イ ズ 22cm
分類記号
490.15
著者記号 Ka17
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 生命倫理 -- 歴史 生命倫理 -- 歴史 -- 1945-

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