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概要

岩波現代全書 ; 025
焼跡からのデモクラシー 上
草の根の占領期体験
吉見義明著
岩波書店
出版年月日
2014/03/18
ISBN
9784000291255

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要旨・目次

要旨
戦後日本の民主主義は「与えられた/押しつけられた」ものなのだろうか。占領下の時代、人びとが、アジア太平洋戦争の過酷な体験を決定的な契機として、戦前からの平和・自由・共助などの伝統的価値観の基盤の上に、民主主義を自ら作りあげ、獲得していったことを、彼らが残した日記や雑誌への投稿、聞き取りなどを通して明らかにする。上巻では、焼跡の中で人びとが平和や戦争責任・天皇制、自由と民主主義などについてどのように考えていたかを辿る。
目次
  • 第1章 戦争から戦後へ(ある若者の戦中・戦後―大阪市電車両修理工場職員の場合
  • ある徴用工の戦中・戦後―大阪陸軍造兵廠徴用工の場合
  • ある民間知識人の戦中・戦後―東京・馬込隣組役員の場合)
  • 第2章 平和の構想(平和主義の成立
  • 原爆と平和)
  • 第3章 平和意識の獲得(ある砥石屋の体験
  • ある国鉄労働者の体験
  • 中島飛行機女子職員の体験)
  • 第4章 戦争責任論と天皇制(民衆の戦争責任論
  • 極東国際軍事裁判(東京裁判)に対する反応
  • 他のアジアに対する責任論
  • 天皇の戦争責任をめぐって)
  • 第5章 自由と民主主義の再創造1(民主主義の論議
  • 三菱重工横浜造船所工員の体験
  • 町工場の旋盤工の体験)
著者紹介
吉見 義明
1946年山口県に生まれる。1970年東京大学文学部卒業、1972年東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、中央大学商学部教授。専攻、日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 焼跡からのデモクラシー 上 草の根の占領期体験 岩波現代全書 ; 025
著者名 吉見義明著
ISBN 9784000291255
出 版 地 東京
出 版 者 岩波書店
出版年月日 2014/03/18
ペ ー ジ xviii, 239p : 挿図
サ イ ズ 19cm
分類記号
210.76
著者記号 Y91
副本記号 1A
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 日本 -- 歴史 -- 昭和時代(1945年以後) 占領政策 -- 日本 民主主義 日本 -- 歴史 -- 1945-1952 民主主義 -- 日本

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