所蔵一覧

概要

最重度の障害児たちが語りはじめるとき
中村尚樹著
草思社
出版年月日
2013/09/25
ISBN
9784794219992

利用状況

予約はありません

要旨・目次

要旨
「かんなかあさんがすきめいわくばかり」生まれつき身体の自由がきかない緩名さんは、最重度の「重度重複障害」と診断され、歩くことや話すことはもちろん、まわりのことを理解することさえできないと両親にも思われていた。その彼女が九歳のとき、パソコンを利用する装置によって、生まれてはじめて自分の気持ちを言葉で表現した。「言葉を持たない」と思われていた重度の障害者たちが、じつは豊かな言葉を持っていた。いくつものケースを丹念に取材して、重度の障害者たちが置かれている状況を見つめつつ、言葉とは何か人間とは何かという根源的な問いを投げかける力作ノンフィクション。
目次
  • 第1部 紡ぎだされる言葉(封印されていた「わたし」
  • 息づいていた意識
  • 言葉が紡ぎだされるとき
  • 置き去りにされた言葉
  • 言葉が開く世界)
  • 第2部 開かれる扉(「奇跡の詩人」論争
  • 真贋論争の向こう側
  • 常識の壁
  • 人と人との間を生きる)
著者紹介
中村 尚樹
ジャーナリスト。1960年生まれ。九州大学法学部卒。NHK入局。記者として原爆被爆者や医療問題などを取材し、岡山放送局デスクを最後に独立。これまで九州大学、法政大学、大妻女子大学で「平和学」等を非常勤で担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 最重度の障害児たちが語りはじめるとき
著者名 中村尚樹著
ISBN 9784794219992
注記 参考文献・資料: p316-319
出 版 地 東京
出 版 者 草思社
出版年月日 2013/09/25
ペ ー ジ 319p
サ イ ズ 20cm
分類記号
378 障害児教育
著者記号 N37
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 心身障害児 言語発達 言語障害者 言語学習 (心理学) パーソナルコミュニケーション

所蔵一覧

所蔵1 冊