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概要

プリミエ・コレクション ; 39
軍馬と農民
大瀧真俊著
京都大学学術出版会
出版年月日
2013/03/31
ISBN
9784876982745

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要旨・目次

要旨
戦争の時代であった日本近代において、馬は特に戦争との結びつきが強く、それゆえ劇的な変化を遂げた存在であった。軍馬の造成を目的とした大型化が実行され、在来種血統が一気に淘汰されたのである。その急激な変化は、馬を生産・利用する農民の経済的犠牲の下で実現されたものであった。「馬」を軸として、農業史と軍事史を有機的に結んだ意欲作。
目次
  • 序章 軍馬となった日本の馬
  • 第1章 第一次馬政計画期(1906‐35年)の東北産馬業
  • 第2章 馬匹改良政策の展開―馬政計画第一期(1906‐23年)の青森県上北郡
  • 第3章 馬匹改良政策の綻び―馬政計画第一期末の秋田県における重種流行
  • 第4章 軍馬資源確保と農民的馬飼養の矛盾―馬政計画第二期(1924‐35年)の使役農家経営
  • 第5章 軍馬需要の変化と東北馬産―馬政計画第二期(1924‐35年)の馬産農家経営
  • 補章 共進会制度からみた馬匹改良政策の変遷
  • 終章 総括と展望
著者紹介
大瀧 真俊
京都大学農学研究科研修員。1976年生まれ。静岡県出身。京都大学農学部生物環境科学科卒業、同農学研究科生物資源経済学専攻博士課程単位取得満期退学、博士(農学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 軍馬と農民 プリミエ・コレクション ; 39
著者名 大瀧真俊著
ISBN 9784876982745
注記 学位論文「近代日本の軍馬政策と農業及び農家経営 : 第一次馬政計画期 (1906-1935年) の東北産馬業」(京都大学, 2011年) をもとにしたもの 参考・引用文献一覧: p243-250 索引: p253-255
出 版 地 京都
出 版 者 京都大学学術出版会
出版年月日 2013/03/31
ペ ー ジ i, 255p : 挿図
サ イ ズ 22cm
分類記号
645.21
著者記号 O83
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 うま(馬) -- 歴史 畜産業 -- 東北地方 軍馬 畜産業 -- 東北地方 -- 歴史

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