所蔵一覧

概要

朝日選書 ; 899
人口減少社会という希望
コミュニティ経済の生成と地球倫理
広井良典著
朝日新聞出版
出版年月日
2013/04/25
ISBN
9784022630018

利用状況

予約はありません

要旨・目次

要旨
私たちが直面しつつある「人口減少」問題は、悲観すべき事態ではなく、むしろ希望ある転換点、真に豊かで幸せを感じられる社会への格好の入り口ではないのか。明治維新以降そして第2次世界大戦後の日本人は、経済成長・拡大路線をひたすら走り続けてきた。人類史のなかで第三の定常化社会に入りつつある今こそ、人々の意識と社会のありようは大きな転換を迫られている。ローカルな地域に根ざしたコミュニティ経済と、「地球倫理」とも呼ぶべき価値原理。大佛次郎論壇賞ほか数多くの受賞歴をもつ著者が、日本が実現していくべき新たな社会像とその具体的イメージを大胆に提示する。
目次
  • 人口減少社会という希望
  • 第1部 人口減少社会とコミュニティ経済―ローカルへの着陸(ポスト成長時代の価値と幸福
  • コミュニティ経済の生成と展開
  • ローカル化が日本を救う
  • 情報とコミュニティの進化
  • 鎮守の森・自然エネルギーコミュニティ構想
  • 福祉都市または人間の顔をした環境都市
  • 環境政治の時代―3大政党プラス“緑”へ
  • 緑の福祉国家あるいはエコソーシャルな資本主義)
  • 第2部 地球倫理のために―科学・宗教・福祉またはローカル・グローバル・ユニバーサル(「自己実現」と「世界実現」
  • 『古事記』と現代生命論―アジア/地球に開かれたアイデンティティに向けて
  • 「成長のための科学」を超えて
  • 「もうひとつの科学」は可能か
  • 統合医療の意味
  • 日本の福祉思想―喪失と再構築
  • 地球倫理の可能性
  • 自己形成的な自然―地球倫理と宇宙)
著者紹介
広井 良典
1961年岡山県生まれ。千葉大学法経学部教授。東京大学教養学部卒業(科学史・科学哲学専攻)、同大学院修士課程修了(相関社会科学専攻)。厚生省勤務を経て1996年千葉大学法経学部助教授、2003年より現職。この間2001‐02年マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。社会保障や環境、医療・福祉、都市・地域にかんする政策研究から、時間、ケア、死生観等をめぐる哲学的考察まで、幅広い活動を行っている。著書に、『日本の社会保障』(エコノミスト賞受賞)『コミュニティを問いなおす』(大佛次郎論壇賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 人口減少社会という希望 コミュニティ経済の生成と地球倫理 朝日選書 ; 899
著者名 広井良典著
ISBN 9784022630018
注記 参考文献: p260-265
出 版 地 東京
出 版 者 朝日新聞出版
出版年月日 2013/04/25
ペ ー ジ 270p : 挿図
サ イ ズ 19cm
分類記号
364.1
著者記号 H71
副本記号 B
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 社会政策 地域開発 少子化 少子化 -- 日本 地域開発 -- 日本 社会政策 -- 日本

所蔵一覧

所蔵1 冊