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概要

教育における国家原理と市場原理
チリ現代教育政策史に関する研究
斉藤泰雄著
東信堂
出版年月日
2012/05/01
ISBN
9784798901169

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要旨・目次

要旨
南米チリは、軍事独裁政権の下で国家主義と経済の市場主義双方の原理的相克を孕みつつ80年代初頭より教育の市場化・民営化を世界で最初に実施し、その基本的骨格を継承して今日に至った。現代チリ教育の40年に及ぶダイナミズムを活写・分析した本書は、わが国初の本格的研究であると共に、日本の初等教育から大学政策まで、多くのヒントをもたらすものである。
目次
  • 序章 新自由主義的教育政策の先駆的事例としてのチリ
  • 第1章 チリの国家形成と教育の歴史
  • 第2章 チリ教育制度の近代化と民主化
  • 第3章 軍事政権の出現と軍政前半期における教育政策
  • 第4章 新自由主義的教育政策の導入
  • 第5章 経済危機による混乱と政策の実施過程
  • 第6章 軍政の終焉と教育改革の見直し
  • 第7章 文民政権の教育政策―継続と変革
  • 第8章 九〇年代後半の教育政策―教育の近代化を求めて
  • 終章 教育政策の評価をめぐって
著者紹介
斉藤 泰雄
1951年福島県生まれ。1973年新潟大学教育学部卒業。1978年東北大学大学院教育研究科博士課程修了。日本学術振興会奨励研究員。1979年国立教育研究所研究員。1987年同主任研究官。1996年同アジア教育研究室長。現在、国立教育政策研究所国際研究・協力部総括研究官。専門は比較教育学、ラテンアメリカ教育論、国際教育協力論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 教育における国家原理と市場原理 チリ現代教育政策史に関する研究
著者名 斉藤泰雄著
ISBN 9784798901169
注記 参考・引用文献目録: p339-327
出 版 地 東京
出 版 者 東信堂
出版年月日 2012/05/01
ペ ー ジ ix, 346p
サ イ ズ 22cm
分類記号
372.66
著者記号 Sa25
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 チリ -- 教育 教育政策 -- 歴史

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