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概要

平凡社新書 ; 631
ドキュメントテレビは原発事故をどう伝えたのか
伊藤守著
平凡社
出版年月日
2012/03/15
ISBN
9784582856316

利用状況

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要旨・目次

要旨
人びとは固唾を呑んで、福島原発事故のテレビに見入っていた。そこで、テレビは「原子炉は安全だ」「放射能が漏れても直ちに健康被害はない」と、政府と東電の主張を繰り返した。その結果、ネットなどで、「大本営発表」との批判が噴出した。その批判が妥当なのか、ここで番組の丁寧な検証を行いたい。“3.11後のよりよい社会”を構築するためにも。テレビは誰の目線に立って報道したのか?メディア・スタディーズの専門家が答えを出す。
目次
  • 序章 “3.11後の社会”の熟慮民主主義のために
  • 第1章 福島第一原子力発電所事故の経緯―3月11日から3月17日まで
  • 第2章 地震発生から一号機の爆発まで―振りまかれる「楽観論」の言説
  • 第3章 福島第一原発一号機の爆発―覆い隠せない“現実”と“安全神話”の間で
  • 第4章 3月13日から14日の三号機爆発まで―繰り返される「可能性」言説
  • 第5章 3月17日ヘリからの水の投下―人体への影響はどう語られたか
  • 第6章 原発事故に関するインターネット上の情報発信
  • 第7章 情報の「共有」という社会的価値
著者紹介
伊藤 守
1954年山形県生まれ。早稲田大学教育・総合科学学術院教授。同大学メディア・シティズンシップ研究所所長。専攻は社会学、メディア・スタディーズ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 ドキュメントテレビは原発事故をどう伝えたのか 平凡社新書 ; 631
著者名 伊藤守著
ISBN 9784582856316
注記 引用参照文献: p259-261 3月11日~17日の福島第一原発事故の主な経過とテレビ報道: p262-263
出 版 地 東京
出 版 者 平凡社
出版年月日 2012/03/15
ペ ー ジ 263p : 挿図
サ イ ズ 18cm
分類記号
S
著者記号 平凡社新書
副本記号 631
保管場所
90 大学図書館
配架場所
16 1F/新書
件名 福島第一原子力発電所事故(2011) テレビ放送 ニュース

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