所蔵一覧

概要

経済思想のなかの貧困・福祉
近現代の日英における「経世済民」論
小峯敦編著
ミネルヴァ書房
出版年月日
2011/03/20
ISBN
9784623058471

利用状況

予約はありません

要旨・目次

要旨
経済学数百年の歴史の中で、理想となる「良き社会」と経済システムとの両立に苦慮した思想家たち―スミス、マルサス、ハイエク、ブレア、高田保馬等―の言説を、貧困・福祉という観点から再検討し、「富とは何か」「幸福とは何か」という古くて新しい課題を現代的視点から再検討した1冊。
目次
  • なぜ経済思想から見た福祉なのか
  • 第1部 資本主義勃興期の経済思想(アダム・スミスにおける貧困と福祉の思想―高賃金の経済と国家の政策責任
  • マルサスの救貧思想―一時的救済の原理と実際的根拠
  • マルクスにおける国家論と社会政策―資本の機能的要請と階級的関係とを踏まえて)
  • 第2部 福祉国家をめぐる経済思想(1910‐1920年代における福祉の経済思想―社会と経済の分離・包含・併存
  • 家族手当をめぐる1920年代の多様な構想―フェミニズム・標準家族・非標準家族
  • ハイエクの福祉国家批判と理想的制度論―自由な市場秩序の前提条件
  • ブレア新労働党の社会経済思想―公平と効率の調和と社会的排除概念)
  • 第3部 近現代日本の経済思想(太宰春台と中井竹山の「経済」思想―江戸期の「厚生」と社倉・「固寧」
  • 高田保馬の貧困論―貧乏・人口・民族)
著者紹介
小峯 敦
1965年生まれ、一橋大学大学院経済学研究科・博士後期課程単位取得退学。現在、龍谷大学経済学部・教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
日外アソシエーツ「BOOKデータASPサービス」より

詳細

所蔵区分
10 所蔵中
和洋区分
和書
書名,巻次,シリーズ名 経済思想のなかの貧困・福祉 近現代の日英における「経世済民」論
著者名 小峯敦編著
ISBN 9784623058471
注記 参考文献: 各章末 カバーその他書名: Poverty and welfare in the history of economic thought
出 版 地 京都
出 版 者 ミネルヴァ書房
出版年月日 2011/03/20
ペ ー ジ xi, 357p
サ イ ズ 22cm
分類記号
331.233
著者記号 Ko64
保管場所
90 大学図書館
配架場所
30 地下/一般図書架
件名 経済思想 -- 歴史 社会福祉 貧困

所蔵一覧

所蔵1 冊